飛行機

なぜニアミスは、なくならないのか ——最後の砦は、人である

遙かなる大空 Vol.88なぜニアミスは、なくならないのか——最後の砦は、人である8月4日朝、羽田でANA機と国交省の飛行検査機が異常接近。ANA機はTCASの指示に従い上昇・復行した。システムがどれほど発達しても、最後に空を守るのは、外を...
UPRT

「守るべき速度」を割った日 ——ベーリング航空445便、NTSB最終報告

遙かなる大空 Vol.85「守るべき速度」を割った日——ベーリング航空445便、NTSB最終報告2026年7月30日、NTSBが最終報告を公表。着氷・重量超過・速度の喪失が重なり、10名が犠牲に。そしてNTSBは、Part 135運航者への...
飛行機

「人を増やす」ソフトウェア ——マーリン×IAIが映す、自律飛行の現在地

遙かなる大空 Vol.84「人を増やす」ソフトウェア——マーリン×IAIが映す、自律飛行の現在地ボストンのスタートアップが、IAIと組んでPart 25貨物機の自律飛行を認証へ。だが狙いは「操縦室から人を消すこと」ではない。人と機械が、どう...
飛行機

折りたたむ翼が映す、次の10年 ——大型か、小型か

遙かなる大空 Vol.83折りたたむ翼が映す、次の10年——大型か、小型かエアバスが「未来の翼」をA321neoで飛ばす。翼を折りたたむ理由は、効率ではなく空港ゲートに収めるため。この一点が、脱炭素時代の「大きさ」をめぐる問いを照らし出す。...
LSA 軽スポーツ航空機

「軽飛行機」の常識が、変わった ——MOSAIC完全施行、最初のひと月

遙かなる大空 Vol.82「軽飛行機」の常識が、変わった——MOSAIC完全施行、最初のひと月2026年7月24日、FAAのMOSAICが完全施行。重量制限は消え、4座席も電動も“ライトスポーツ機”の枠に。8月は、新しいライトスポーツの世界...
ドローン、空飛ぶ車

オスプレイが遺すもの ——ティルトローター20年と、eVTOLが受け継ぐべき教訓

遙かなる大空 Vol.81オスプレイが遺すもの——ティルトローター20年と、eVTOLが受け継ぐべき教訓2026年7月28日、米海兵隊が最後のMV-22Bを受領。生産ラインは閉じた。だが、その飛行の“最も難しい数十秒”に刻まれた教訓は、これ...
UPRT

「異常なし」は、答えではない ——アーメダバード事故、調査の現在地

遙かなる大空 Vol.80「異常なし」は、答えではない——アーメダバード事故、調査の現在地787の燃料スイッチはシアトルの試験を通過した。それでも、調査は終わらない。2026年7月29日、インド政府が議会に伝えた「一つの試験結果」が示すもの...
飛行機

滑走路を、いつ閉じ、いつ開けるか

遙かなる大空 VOL.79滑走路を、いつ閉じ、いつ開けるか熊本の地震から考える、地震大国の空の備え2026年7月28日午後4時27分ごろ、熊本地方を震源とする地震が発生した。気象庁によれば、震源の深さは約10キロ、規模はマグニチュード7.1...
飛行機

信頼を、誰がどう確かめるのか

遙かなる大空 VOL.78信頼を、誰がどう確かめるのかFAAがボーイングに権限を返した、その条件から考える2026年7月20日、航空の世界で、静かだが象徴的な出来事があった。米国連邦航空局(FAA)が、ボーイングに対し、新造機の耐空証明を自...
お天気

薄くなる空、霞む視界

遙かなる大空 VOL.77薄くなる空、霞む視界気候変動は、事故の新しい原因ではなく、既存リスクの増幅器である今日は宮崎に泊まっている。昼から大気が不安定で、あちこちに雷雲が育っていた。幸い雨には遭わなかったが、九州南部の夏の空は、まさに積乱...