お天気

薄くなる空、霞む視界

遙かなる大空 VOL.77薄くなる空、霞む視界気候変動は、事故の新しい原因ではなく、既存リスクの増幅器である今日は宮崎に泊まっている。昼から大気が不安定で、あちこちに雷雲が育っていた。幸い雨には遭わなかったが、九州南部の夏の空は、まさに積乱...
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避けきれなかった、その先

遙かなる大空 VOL.76避けきれなかった、その先雷雨の夜に考える、悪天とLOC-Iの二層防御今夜も東京の空は雷雨だった。窓の外で光が走り、少し遅れて低い音が届く。地上から見上げる積乱雲は、荒々しくも、どこか美しい。だが、その同じ雲を空の側...
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飛行が長くなるほど、手で飛ぶ時間は短くなる

遙かなる大空 VOL.75飛行が長くなるほど、手で飛ぶ時間は短くなるウルトラロングホール時代に、パイロットへ求められる技量とはエアバスA350-1000が、また一つ距離の壁を押し広げようとしている。カタール航空はこの機体の世界最大の運航社で...
LSA 軽スポーツ航空機

手で飛ばないことを、前提にする

遙かなる大空 VOL.74手で飛ばないことを、前提にするMOSAICが昨日開いた、もうひとつの扉について昨日、2026年7月24日、米国のライトスポーツ機制度を書き換えるMOSAICが全面施行された。14 CFR Part 22が発効し、重...
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適格性は、見ただけでは分からない

遙かなる大空 VOL.73適格性は、見ただけでは分からない訓練を提供する側が問われた、という事実について航空安全のニュースは、ふつう「事故」か「規則」の話である。誰かが墜ちたか、誰かが新しい決まりを作ったか。今週報じられた一件は、そのどちら...
LSA 軽スポーツ航空機

同じ週の、二つの滑走路

遙かなる大空 VOL.72同じ週の、二つの滑走路ファンボローとオシュコシュが、同時に告げたこと2026年7月20日、二つの飛行場が同時に動いた。ひとつは英国ハンプシャー州のファンボロー。もうひとつは米国ウィスコンシン州のオシュコシュ。前者で...
お天気

暑さは、余白を削る、猛暑がもたらす危険

遙かなる大空 Vol.75 | データ分析暑さは、余白を削る猛暑は、地上で性能の余裕を奪い、上空で乱気流を増やす。そして東アジアは、世界で最も揺れる空だった。今年も日本の夏は厳しい暑さが続いています。空港のエプロンに立てば、陽炎が揺れ、機体...
防衛

防衛では書ける。 民間では、なぜ書けないのか?

遙かなる大空 Vol.74 | データ分析防衛では書ける。民間では、なぜ書けないのか本日開幕のファンボロー2026。その中心にあるGCAPで、日本は英伊と対等に第6世代機の仕様を書いている。ならば、なぜ民間の安全基準は輸入なのか。本日7月2...
UPRT

4ノット手前の決断、その決断は正しかったのか?

遙かなる大空 Vol.73 | ケーススタディ4ノット手前の決断22年前の今日、ローマ。手順は「止まれ」と言った。機長は飛び続けた。全員が生還した ―― では、あれは正解だったのか。2004年7月16日、ローマ・フィウミチーノ空港。ハバナへ...
ドローン、空飛ぶ車

模型の時代は、終わった

遙かなる大空 Vol.72 | データ分析模型の時代は、終わったファンボロー2026、eVTOLが2機、同じ空を飛ぶ。だが「飛ぶこと」と「安全に人を運ぶこと」の間には、まだ深い谷がある。2026年7月20日、英国でファンボロー国際航空ショー...