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「異常なし」は、答えではない ——アーメダバード事故、調査の現在地

遙かなる大空 Vol.80「異常なし」は、答えではない——アーメダバード事故、調査の現在地787の燃料スイッチはシアトルの試験を通過した。それでも、調査は終わらない。2026年7月29日、インド政府が議会に伝えた「一つの試験結果」が示すもの...
飛行機

滑走路を、いつ閉じ、いつ開けるか

遙かなる大空 VOL.79滑走路を、いつ閉じ、いつ開けるか熊本の地震から考える、地震大国の空の備え2026年7月28日午後4時27分ごろ、熊本地方を震源とする地震が発生した。気象庁によれば、震源の深さは約10キロ、規模はマグニチュード7.1...
飛行機

信頼を、誰がどう確かめるのか

遙かなる大空 VOL.78信頼を、誰がどう確かめるのかFAAがボーイングに権限を返した、その条件から考える2026年7月20日、航空の世界で、静かだが象徴的な出来事があった。米国連邦航空局(FAA)が、ボーイングに対し、新造機の耐空証明を自...
お天気

薄くなる空、霞む視界

遙かなる大空 VOL.77薄くなる空、霞む視界気候変動は、事故の新しい原因ではなく、既存リスクの増幅器である今日は宮崎に泊まっている。昼から大気が不安定で、あちこちに雷雲が育っていた。幸い雨には遭わなかったが、九州南部の夏の空は、まさに積乱...
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避けきれなかった、その先

遙かなる大空 VOL.76避けきれなかった、その先雷雨の夜に考える、悪天とLOC-Iの二層防御今夜も東京の空は雷雨だった。窓の外で光が走り、少し遅れて低い音が届く。地上から見上げる積乱雲は、荒々しくも、どこか美しい。だが、その同じ雲を空の側...
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飛行が長くなるほど、手で飛ぶ時間は短くなる

遙かなる大空 VOL.75飛行が長くなるほど、手で飛ぶ時間は短くなるウルトラロングホール時代に、パイロットへ求められる技量とはエアバスA350-1000が、また一つ距離の壁を押し広げようとしている。カタール航空はこの機体の世界最大の運航社で...
LSA 軽スポーツ航空機

手で飛ばないことを、前提にする

遙かなる大空 VOL.74手で飛ばないことを、前提にするMOSAICが昨日開いた、もうひとつの扉について昨日、2026年7月24日、米国のライトスポーツ機制度を書き換えるMOSAICが全面施行された。14 CFR Part 22が発効し、重...
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適格性は、見ただけでは分からない

遙かなる大空 VOL.73適格性は、見ただけでは分からない訓練を提供する側が問われた、という事実について航空安全のニュースは、ふつう「事故」か「規則」の話である。誰かが墜ちたか、誰かが新しい決まりを作ったか。今週報じられた一件は、そのどちら...
LSA 軽スポーツ航空機

同じ週の、二つの滑走路

遙かなる大空 VOL.72同じ週の、二つの滑走路ファンボローとオシュコシュが、同時に告げたこと2026年7月20日、二つの飛行場が同時に動いた。ひとつは英国ハンプシャー州のファンボロー。もうひとつは米国ウィスコンシン州のオシュコシュ。前者で...
お天気

暑さは、余白を削る、猛暑がもたらす危険

遙かなる大空 Vol.75 | データ分析暑さは、余白を削る猛暑は、地上で性能の余裕を奪い、上空で乱気流を増やす。そして東アジアは、世界で最も揺れる空だった。今年も日本の夏は厳しい暑さが続いています。空港のエプロンに立てば、陽炎が揺れ、機体...