飛行機

折りたたむ翼が映す、次の10年 ——大型か、小型か

遙かなる大空 Vol.83折りたたむ翼が映す、次の10年——大型か、小型かエアバスが「未来の翼」をA321neoで飛ばす。翼を折りたたむ理由は、効率ではなく空港ゲートに収めるため。この一点が、脱炭素時代の「大きさ」をめぐる問いを照らし出す。...
LSA 軽スポーツ航空機

「軽飛行機」の常識が、変わった ——MOSAIC完全施行、最初のひと月

遙かなる大空 Vol.82「軽飛行機」の常識が、変わった——MOSAIC完全施行、最初のひと月2026年7月24日、FAAのMOSAICが完全施行。重量制限は消え、4座席も電動も“ライトスポーツ機”の枠に。8月は、新しいライトスポーツの世界...
ドローン、空飛ぶ車

オスプレイが遺すもの ——ティルトローター20年と、eVTOLが受け継ぐべき教訓

遙かなる大空 Vol.81オスプレイが遺すもの——ティルトローター20年と、eVTOLが受け継ぐべき教訓2026年7月28日、米海兵隊が最後のMV-22Bを受領。生産ラインは閉じた。だが、その飛行の“最も難しい数十秒”に刻まれた教訓は、これ...
UPRT

「異常なし」は、答えではない ——アーメダバード事故、調査の現在地

遙かなる大空 Vol.80「異常なし」は、答えではない——アーメダバード事故、調査の現在地787の燃料スイッチはシアトルの試験を通過した。それでも、調査は終わらない。2026年7月29日、インド政府が議会に伝えた「一つの試験結果」が示すもの...
飛行機

滑走路を、いつ閉じ、いつ開けるか

遙かなる大空 VOL.79滑走路を、いつ閉じ、いつ開けるか熊本の地震から考える、地震大国の空の備え2026年7月28日午後4時27分ごろ、熊本地方を震源とする地震が発生した。気象庁によれば、震源の深さは約10キロ、規模はマグニチュード7.1...
飛行機

信頼を、誰がどう確かめるのか

遙かなる大空 VOL.78信頼を、誰がどう確かめるのかFAAがボーイングに権限を返した、その条件から考える2026年7月20日、航空の世界で、静かだが象徴的な出来事があった。米国連邦航空局(FAA)が、ボーイングに対し、新造機の耐空証明を自...
お天気

薄くなる空、霞む視界

遙かなる大空 VOL.77薄くなる空、霞む視界気候変動は、事故の新しい原因ではなく、既存リスクの増幅器である今日は宮崎に泊まっている。昼から大気が不安定で、あちこちに雷雲が育っていた。幸い雨には遭わなかったが、九州南部の夏の空は、まさに積乱...
UPRT

避けきれなかった、その先

遙かなる大空 VOL.76避けきれなかった、その先雷雨の夜に考える、悪天とLOC-Iの二層防御今夜も東京の空は雷雨だった。窓の外で光が走り、少し遅れて低い音が届く。地上から見上げる積乱雲は、荒々しくも、どこか美しい。だが、その同じ雲を空の側...
UPRT

飛行が長くなるほど、手で飛ぶ時間は短くなる

遙かなる大空 VOL.75飛行が長くなるほど、手で飛ぶ時間は短くなるウルトラロングホール時代に、パイロットへ求められる技量とはエアバスA350-1000が、また一つ距離の壁を押し広げようとしている。カタール航空はこの機体の世界最大の運航社で...
LSA 軽スポーツ航空機

手で飛ばないことを、前提にする

遙かなる大空 VOL.74手で飛ばないことを、前提にするMOSAICが昨日開いた、もうひとつの扉について昨日、2026年7月24日、米国のライトスポーツ機制度を書き換えるMOSAICが全面施行された。14 CFR Part 22が発効し、重...