皆さんこんにちは!
またまた、eVTOL最新情報です。
今日はイギリスの Bellwether Industriesという会社が造った近未来の乗り物を
を紹介します。まるでSFに出てくる空飛ぶクルマです。
Bellwether Industries
ロンドンを拠点とするアーバン エア モビリティ企業の Bellwether Industries は
新しい機体を備えた第 3 世代の航空機モデル設計と言われている Oryx eVTOL
航空機を発表しました。
Oryx は当初、パイロット 1 名と乗客 2 名を運ぶサイズですが、将来的には最大
4 名の乗客を運ぶ予定であり、その陰茎推進システムの重要な機能を保持し、
長さ 6.2 メートル、幅 3.8 メートルと推定され、SUV よりわずかに大きいサイズ
になります。
車で50分から100分かかるヒースロー空港からカナリーワーフまでを、時速140km
の巡航速度で8分以に到達できます。
Bellwether のモビリティおよび戦略担当シニア ディレクターである Vidyut Jacob 氏
は、次のように述べています。
『Volar には、隠された推進システムと、垂直に離着陸する機能があります。
Bellwether のチームは、固定翼または外部プロペラを備えた航空機のステレオタイプ
に挑戦し、2015 年のオリジナルのホバークラフト モデル Gazelle 以来、対照的な道
を切り開いてきました。』
Bellwether の創設者兼 CEO である Daniel Chen 氏は、次のように付け加えています。
『航空における経験と現在の技術は、革新を恐れない重要な基盤です。』
現在の機体設計は、Oryx volarの安定した性能を維持するための飛行効率と制御の改善
を確保し、複数の制御面を使用することで追加の揚力生成により飛行時間を延長すると
発表しています。
Bellwether は、Oryx volar 推進力が複雑な都市環境に対処できることを期待しており、
パートナーの Enata Aerospace と Inmarsat と共に 2023 年にドバイで初めてデビュ
ーする予定です。
今年5 月、Bellwether Industries は Inmarsat と協力して、安全性、規制、イノベー
ションに重点を置いて、衛星通信が都市内輸送サービスの未来を最適化する方法を探っ
ています。
2021 年 10 月、Bellwether Industries は、UAV 製品、部品、付属品、およびサービ
スに特化した英国最大のイベントである DroneX で、VTOL 技術デモンストレーター
のプロトタイプを初めて展示しました。
Oryx volar(オリックス ヴィオーラ)
10 月 5 日から 6 日にエクセル ロンドンで開催される DroneX は、商業、災害救援、
緊急サービス、人道支援、軍事などの分野の新技術に焦点を当て、情報提供、教育
を目的としています。このイベントは、航空業界向けの英国最大のイベントである
Helitech Expo と同時に開催されました。
DRON Xで展示されたプロトタイプ Oryx volar
胴体そのものが大きな翼の代わりをしています。
Bellwether Industries は、2028 年までに最初の商用モデルを市場に投入する予定
です。
まとめ
世界各地では、空飛ぶクルマ、エアタクシーの会議、イベントが行われています。
イギリスのDroneXやサンフランシスコで毎年開催されているレボルーション・エアロ
(2022年は9月12日~13日に開催)など、投資家、規制当局、新興企業、
OEM、オペレーター、アドバイザー、投資家、エンジニア、開発者、メディア、
業界アナリストを魅了するイベントが開催されています。それはただ単に研究成果の
発表ではなく、将来、企業としてその製品が投資の対象となるのかを真剣に議論
する場となっています。日本でもやっとそのようなイベントが行われていますが
まだまだ規模が小さく、世界には及びません。脱炭素、地球温暖化、CO2削減など
欧米はたいへん重視しています。ここでも日本は後れをとっている状態です。
日本の優れた技術を世界に広めていくチャンスがそこにあるのに・・・
それでは今日はこの辺で・・・
またお会いできるを楽しみにしています。
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