皆さんこんにちは!
今日は、東京ビックサイトで開催されているウェアラブル EXPO展、最終日の様子を
レポートします。(1月25日(木)~27日(金)開催)
最新のウェアラブル端末から、活用ソリューション、AR/VR技術、最新ウェアラブル
デバイス開発のための部品・材料まで、ウェアラブルに関する全てが出展します。
EV、HV、FCV技術展
今回私が注目しましたのは、EV(電動輸送機器(ここでは自動車)、Electric Vehicle)
とHV(ハイブリッド自動車、Hybrid Vehicle)、FCV(燃料電池自動車、Fuel Cell
Vehicle)の技術です。
今回このブースに3日間で展示された企業の数は100社を下らないのです。台湾や
インド、中国といった国の企業も多く参加していました。
その中でも、私が面白い!と思った企業を紹介します。
MITSUBA ミツバ株式会社
主に自動車やバイクなどのモーターを開発している会社です。ミツバは自社製品の
開発にこだわり、優秀なモノづくりの技術を持ったグローバル企業です。
ミツバビジョン2030というこれまでの車載電装品だけに留まらず、動力源の電動化、
サプライチェーンマネジメント全体でのCO2削減、更には新規ビジネスの領域に至る
まで、広く電動化の機会を捉え、「最適ソリューション」で脱炭素社会への実現に貢
献する目標を掲げています。
電動バイク(レース用)や電動ゴーカートなどが実際に展示されていましたよ。
その他、高齢者用の電動カート(1人乗り用)も有りました。実演では小回りがきいて
乗りやすそうでした。
TATA(タタ)グループ
タタといえば、インドの大手自動車会社です。タタ・グループは 150 年前に発足した、
世界有数のコングロマリット(複数の産業を持つ企業)です。
10 業種、主要企業 30 社で構成され、総従業員数は 70 万人以上。世界 100 カ国以上
で幅広い事業を展開しています。金融、保険、運輸、教育の分野まで多岐に渡ってい
ます。2022年には、全日本フォーミュラー(自動車レース)にも参戦しています。
成長著しいインドで、国内最高の自動車販売の利益を上げています。
今回は、グループの中でも自動車の自動運転のソフトを開発している部署の展示を
見てきました。
下の写真が、自動運転に使われているコンソールパネルです。3つのモニターがあって
右側2つは、ナビゲーションやエンジン計器の表示です。一番左は、ドライバーの様子
をモニターしているのです。これによってドライバーの視線や体調など細かにモニター
しているのです。居眠りしていたら警報が鳴るかも?
技術は、さすがにIT先進国のインドだけあって素晴らしいものでした。
Panasonic パナソニック
言わずと知れた日本の大企業のパナソニックです。
今回、展示されていたのは水素燃料電池と太陽光発電を併用した持続可能なエネルギー
施設の創設です。
昼間は太陽光発電を行い、夜間は水素燃料電池を余剰の電力はリチウムイオンバッテリーに
蓄電するという3電池連携で24時間、365日切れ間無く発電を行うとういものです。
実証施設「H2 KIBOU FIELD」(当社HPより)
また、2020東京オリンピック跡地に、水素ステーションを建設して街に水素パイプライン
から供給される水素を使って水素燃料電池で発電するという試みをしています。
まとめ
今回は、自動車部品や関連企業の展示も行われていましたが、私のお目当ての企業は
残念ながらありませんでした。
私は、電気、またはハイブリッドの航空エンジンのヒントがあればと情報収集して
来ました。思惑は外れましたが、改めて日本の技術力の高さと、その技術を支えている
中小企業が元気なことに驚かされました。まだまだ、日本は元気です。
それでは今日はこの辺で・・・
またお会いできる日を楽しみにしています。
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