皆さんこんにちは!
6人乗りハイブリッド型eVTOL航空機を開発しているHIEN Aero Technologies(本社:
東京小金井市、代表:御法川 学)のガスタービンハイブリッド長距離大型UAV(無人飛
行機)HIEN Dr-Oneの試験飛行が今週末の土曜日(9月16日、予備日17日)に、大分県
県央飛行場で行われます。
HIEN Aero Technologies
HIEN Dr-One
HIEN Aero Technologiesが開発しているガスタービンハイブリッド長距離大型UAV
(無人飛行機)HIEN Dr-One試験飛行機です。
寸法 | 5000 x 3200 x 900 mm |
---|---|
最大離陸重量 | 90kg |
ペイロード | 25kg |
最大速度 | 180km/h以上 |
航続距離 | 150km以上 |
給電能力 | 20kWh |
HIEN Dr-One は、スケーラブルeVTOL の基本概念です。この革新的な航空機には、
HIEN 独自の10kW ガスタービンハイブリッドユニットが双発で搭載されており、安定
した発電性能を発揮します。また、このハイブリッドシステムによって、より長距離や
大型化を実現しています。
従来のレシプロエンジンを用いたドローンと比較して、HIEN Dr-One は大型化が可能
であり、より大きな給電能力を実現しています。この特長により、HIEN Dr-One 航空
機は豊富な電力を供給でき、高い性能と柔軟性を備えるため、災害対策など広範な用途
に適しています。
大分県、空飛ぶクルマの普及へ覚書
大分県は9月11日、法政大学大学院アーバンエアモビリティ研究所(HUAM)やあいお
いニッセイ同和損害保険など4者と覚書を交わしました。「空飛ぶクルマ」の普及に向
けて共同研究を進めたり、機体開発に取り組んだりするための実証フィールドとして同
県南西部の県央飛行場(豊後大野市)を活用してもらう計画です。
HUAM、あいおいニッセイ、MS&ADインターリスク総研の3者は空飛ぶクルマの事業
全般に関するリスク洗い出し・評価と対策立案、安全・安心なモビリティーサービス
事業の構築などに向けた共同研究を予定しており、大分県がこれを後押しします。
左から5人目が佐藤大分県知事、その右横がHIEN CEO御法川氏
佐藤樹一郎知事は11日の締結式で「迅速な移動に加え、離島へのアクセス改善や災害対応な
ど、さまざまな地域課題の解決手段として空飛ぶクルマへの期待が高まっている」と指摘。
「大分を実証フィールドとした空飛ぶクルマが一日も早く実用化されることを期待したい」
と力を込めました。
大分県は23年度予算を肉付けする補正予算に空飛ぶクルマを含む次世代空モビリティーの
活用をにらんだ関連調査・実証費を盛り込むなど、関連産業の集積を視野に入れています。
(記事と写真は日本経済新聞より)
大分県央飛行場
大分県央飛行場(おおいたけんおうひこうじょう)は、大分県豊後大野市にある飛行場
です。元々は、農道空港として1992年に豊肥地区農道着離陸場(空港種別では場外飛行場)
として開場しました。1997年1月14日にに人員輸送も可能な「その他の飛行場」に格上げ
され、同年8月に現在の名称に変更され、同月19日から空港として開港しました。
1997年8月19日より、九州航空(本社:大分市)が大分空港との間に定期便(使用機材・
セスナ172)を運航していましたが、数年で廃止され現在は定期便がありません。
大分空港や福岡空港、鹿児島空港など近隣の空港への貸切飛行や遊覧飛行を主に行ってい
ます。
滑走路の長さは800m、幅は25m。山側に向かって4°の傾斜があります。
4°といえばかなりの傾斜です。
大分県央空港は、別府市内から車で約1時間、大分空港からだと高速を使っても
1時間半はかかります。
山間の空港なので気流は悪そうです。
まとめ
今回の飛行試験は、残念ながら非公開で行われます。一部メディアの取材は入るかも
しれません。機体の搬送は、本日夕方から行われ、横須賀からフェリーで門司まで
運ばれ、明後日までには陸路にて現地(大分県央飛行場)に搬送される予定です。
今回私は、フライトのため参加できませんが、後日、結果と映像など紹介できればと
思っています。
それでは今日はこの辺で・・・
またお会いできる日を楽しみにしています。
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