皆さんこんにちは!
日本のエアタクシーメーカー・スカイドライブは4月からの大阪万博を皮切りに、世界へ売り込みを強化しています。
第一弾として、中東のUAE(アラブ首長国連邦)の観光業界への発注を成功させました。
ドバイのヘリコプター運航会社とSkyDriveがeVTOL観光飛行を計画
ドバイを拠点とするヘリコプターチャーター運航会社エアロガルフ・サービスは、パーム・
ジュメイラ・リゾートからのフライト運航を計画しており、今週、スカイドライブの3人乗り
SD-05 eVTOL機を最大50機購入する覚書に署名しました。両社は2月28日に合意を発表し、
パイロット1名と乗客2名を乗せた状態で最大約16海里の航続距離が見込まれるこの電気航空機の観光ビジネスモデルに協力するとしました。
エアロガルフ・サービスは、412EP、212、206 モデルを含むベル回転翼航空機の艦隊を運
用しています。同社は、旅客チャーターに加えて、油田設備、映画およびテレビ業界のクラ
イアント、緊急医療サービスもサポートしています。同社は、ドバイ石油の石油およびガスの探査と生産活動をサポートするために 1976 年に設立されました。
スカイドライブは、拠点を置く日本と、数多くの現地パートナーシップを確立している米国で
SD-05機体の認証に取り組んでいます。今月初め、日本の航空局はG-1認証の基礎文書を
発行し、FAAは同社の型式証明の申請を受理しました。同社は、UAEの民間航空総局からどのように承認を得る予定なのか、まだ明らかにしていません。
「この協力を通じて、エアロガルフ・サービスとスカイドライブは、この地域の環境に優しい
航空旅行の新たな基準を確立し、住民と訪問者の両方にシームレスで持続可能な航空体験を提
供します」と、エアロガルフ・サービスのCEO、ファハド・モハマド・ミール・ハシェ
ム・クーリー氏は述べました。「eVTOL航空機の導入により、二酸化炭素排出量が削減されるだけでなく、ドバイの主要目的地間の接続性とアクセス性も向上します。」
スカイドライブのCEOである福澤智弘氏は次のように述べています。「これまで米国とアジア
での市場拡大に取り組んできましたが、エアロガルフ・サービスとのこの提携は中東市場への初参入となり、eVTOL事業ビジョンの実現に向けた大きな節目となります。
「ドバイはeVTOLの運用準備の最前線にあり、住民だけでなく、世界中から観光客やビジネス
旅行者が訪れます。エアロガルフ・サービスと協力し、まずは象徴的な人工島パーム・ジュメ
イラ周辺で、当社の小型eVTOL機「SKYDRIVE」を使った遊覧飛行を導入することを目指しています。」
同氏はさらに次のように付け加えた。「多くの人々に当社のeVTOLを直接体験してもらうこと
で、その価値と有用性を示し、この画期的な交通手段を世界中の人々に届けたいと考えています。」
スカイドライブは、2018年に正式設立される前の2014年にeVTOLの試作機の試験を開始。
2019年には日本で初めて有人eVTOLを飛行させた企業となり、2025年現在、日本と米国の
民間航空当局と連携し、同社の最新eVTOL製品である「SKYDRIVE」の認証取得に取り組んでいます。
スカイドライブは、2025年に開催される国際的一大イベント「大阪万博」で飛行する
予定で、スカイドライブの公式生産パートナーであるスズキ株式会社の工場で2024年3月から「SKYDRIVE」の生産を開始しました。
スカイドライブ、eVTOL機のFAA型式認証を開始
2026年に日本の型式認証を取得する予定
日本のeVTOL航空機開発会社スカイドライブは、最近FAAの認証プロセスを開始し、米国
市場で3人乗り機SD-05を提供する取り組みを開始しました。同社は2024年6月17日、日本
の民間航空局(JCAB)を通じて開始されたプロセスで、米国航空安全局が4月29日に型式証明の申請を受理したと発表しました。
スカイドライブは、2026年に取得を目指している日本の型式証明をFAAが認証し、米国の認
可を得ることを目指しています。愛知県豊田市に本社を置く同社は、生産パートナーのスズキ
自動車が運営する工場で3月にSD-05機体の最新のモデルの製造を開始しました。磐田市の工場では年間100機を生産できると両社は述べています。
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