皆さんこんにちは!
7月も今日で終わりですが、今年の夏も猛暑が続いていますね。
外では、蝉の声がうるさいほどです。
蝉と気温の関係はどうなっているのでしょうか?
蝉の一生
よく知られているのが、蝉は幼虫の頃は土の中で7年いて、蝉の成虫となったら
一週間しか生きられないと言われています。
いや、一ヶ月生きているとか、二週間だよとか様々な説があります。
本当のところはよくわかっていないのです。
わかっていることは、幼虫は夜に土の中から出てきて羽化して成虫になります。
成虫になってすぐ、まだ羽根は大きくなっていません
上の写真から2時間後。羽根はすっかり大きくなりました。
夜に羽化するのは、鳥のような外敵から身を守るためです。
羽化する場所は、木の枝や葉っぱ、壁など爪が引っかかりやすい場所を選んでいます。
大体羽化するのに、4~5時間くらいかかっていました。
蝉は羽化したからと行って直ぐに鳴くことはできません。しばらく時間が必要なよう
です。
蝉の鳴き声
蝉は雄(オス)しか鳴きません。求愛のためです。
日本には30種の蝉がいると言われています。代表的なのがアブラゼミやミンミンゼミ
ヒグラシ、クマゼミなどです。
蝉と気温の関係
蝉は、気温が低くても高すぎても鳴かないと言われています。それも種類によって
鳴く温度が決まっていて、23℃以上で鳴きます。
ヒグラシ・・・25℃以下、気温の下がる夕方。(カナカナ)
ニイニイゼミ・・・23~29℃(チージー、チージー)
アブラゼミ・・・25~30℃(ジリジリジー)
クマゼミ・・・30~32℃(シャンシャン)
ミンミンゼミ・・・35℃(ミーンミンミーンミン)
これをみると、35℃以上は蝉でも暑くて鳴かないようですね。
蝉と雨
雨が降る前には蝉が鳴き止むと言われます。ある調査では、1時間の降水量が5mm
から鳴くのを止めて、10mmでは全く鳴かないと言われています。
他の虫たちも、雨が降るのを敏感に感じています。アリは雨が降る前には巣穴に蓋を
するとか、多くの虫や生き物は雨を敏感に感じ取っています。
まとめ
蝉の一生は、地下で過ごす7年と地上で過ごす一週間です。これは、昆虫としては
長寿ですね。地上の7年間は、蝉にとってつらい日々だとは思いません。
地上に出る日を夢見る希望の日々だと思います。その想いを込めて、今日も思いっ
きり鳴いているように聞こえます。
今日はこの辺で・・・
またお会いできる日を楽しみにしています。
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