皆さんこんにちは!
今日、9月12日は宇宙の日です。
宇宙の日
宇宙の日は、国際宇宙年であった1992年に日本の科学技術庁(現文部
科学省)と宇宙科学研究所(現宇宙航空研究開発機構:JAXA)が制定
した記念日です。毛利衛さんが日本人として初めてスペースシャトルに搭
乗した日です。
日本人の宇宙飛行士
実は、1990年12月2日にTBSのジャーナリストの秋山豊寛さんが
旧ソビエトのソユーズ11に搭乗して日本人初めての宇宙に行った人です。
秋山さんは民間人であったので、これも初めてのことでした。宇宙ステー
ション・ミールに唯一日本人として約7日間滞在して無事に帰還しました。
そして、1992年の毛利衛さんがスペースシャトル・エンデバーに乗っ
て宇宙に行きました。2000年2月11日にもエンデバーで2回目の宇
宙に行っています。
1994年7月8日、1998年10月29日に向井千秋さんが日本人の
女性で初めて宇宙に行きました。
若田光一さんは1996年から2013年まで合計4回宇宙に行き、宇宙
滞在時間が日本人最長の347日を超えています。
土井隆雄さんは1997年から2008年にかけて2回、先日JAXAの
引退を発表した野口聡一さんは若田さんに次ぐ滞在記録を持っています。
船外活動の時間が最長のの星出彰彦さん、2番目の女性宇宙飛行士、山崎
直子さん、外科医出身の古川聡さん、航空自衛隊戦闘機パイロットだった
油井亀美也さん、ANAのパイロット出身の大西卓哉さん、同じく医師の
金井宣茂さんの合計12人の宇宙飛行士が宇宙に行っています。
2022年宇宙飛行士試験
JAXAは、2021年に13年ぶりとなる宇宙飛行士の募集を行いました。
募集要件は、実質ありませんでした。募集の結果、応募総数4127名(女性
は22%にあたる919名)でした。
書類選抜の結果、通過人数は2266名に絞られ、今年6月の第0次選抜結果
205名が通過しました。女性は17名残っています。30代が最も多く半数
以上の107名です。
JAXAは、HELLO! EXPLORERS プロジェクトと命名して、月探査
に携わるアルテミス世代を宇宙飛行士を応援しています。
宇宙飛行士=人類の未来を開拓する人々(EXPLORERS)
転職者=人生を切り開く人々(EXPLORERS)と言う意味です。
タレントの中川翔子さんは、残念ながら書類審査で落ちてしまいました。
7月に第1次選抜試験(身体検査やプレゼンテーション試験など)があり、
10月には第2次選抜試験(面接試験)、来年の1月くらいには第三次選抜試験
の最終試験が3週間ほどあり、宇宙飛行士が誕生します。
宇宙飛行士の資質
国際宇宙ステーション(ISS)を中心とした地球低軌道での研究開発活動を礎に、
舞台はさらに月へと拡大。米国が提唱し日本も参画する「アルテミス計画」では、
月周回軌道に建設される有人拠点(ゲートウェイ)を活用しながら月面に拠点を
建設し、人類が月面で持続的な活動を行うことを目指しています。
日本はゲートウェイにおいて、これまでに培った技術や知見を活かして居住機能
や物資補給機能を提供。月面探査においてはインドと協働で月南極の水資源調査
などを行う計画が進んでいます。その先に見据える将来の有人火星探査も含め、
今まさに宇宙飛行士が活躍する舞台はどんどん広がっています。
まとめ
これからいよいよ、宇宙時代の幕開けですね。今まで培ってきた日本の技術
と日本人ならではの発想で、宇宙の未来を切り開いて欲しいですね。
それでは今日はこの辺で・・・
またお会いできる日を楽しみにしています。
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