皆さんこんにちは!お久しぶりです。
今日は、NASAが未確認航空現象(UAP)について本格的な調査を始めたという
ニュースを紹介します。
未確認航空現象(UAP)
未確認航空現象と言っても何かピンときませんね。なじみがあるのはUFO
(unidentified flying object)未確認飛行物体ですね。げんざいNASAは
UAP(Unidentified Aerial Phenomena = 未確認空中現象)と呼んでいま
す。未確認飛行物体は本来、航空・軍事用語であり、当局で把握できていな
い航空機や気象観測用の気球、他国からのミサイルなどさまざまなものを指
します。現在では、必ずしも物体ではなく、自然現象を誤認する場合もある
ため、未確認空中現象(UAP)が用いられることもあります。
今まで数々のUAPに遭遇した事件や話題が取り上げられてきました。よく
テレビのワイドショーや特番で偽物か?なんて番組もありましたね。
そのUAPをNASAが積極的に情報収集や一部公開をするなど始めました。
NASAの調査
今年の6月9日に未確認の空中現象に関する独立した研究を開始するとメディア
に発表しました。NASAはUAPを科学的観点から調査を、秋の早い時期に
開始します。この研究は、利用可能なデータの特定、将来のデータを収集する
最善の方法、および NASA がそのデータを使用して UAP の科学的理解を前進
させることに焦点を当てることが目的です。つまり、大気中の未確認現象は、
国家安全保障と航空安全の両方にとって重要です。自然現象を特定することは、
そのような現象を特定または軽減するための重要な第一歩となり航空機の安全
を確保するというNASAの目標の1 つと一致します。UAP が地球外起源であ
るという証拠はありません。
「NASA は、科学的発見のツールは強力であり、ここでも適用できると考えてい
ます」と、ワシントンの NASA 本部で科学担当副管理者を務める トーマス・ズ
ーバチェン 氏は述べています。「私たちは宇宙から地球の幅広い観測にアクセス
できます。それは科学的調査の生命線です。私たちには、未知への理解を深める
のに役立つツールとチームがあります。それがまさに科学とは何かという定義で
す。それが私たちの仕事です。」
機関の独立した研究チームは、ニューヨーク市のシモンズ財団の社長であり、ニュ
ージャージー州プリンストンのプリンストン大学の天体物理学科の議長を務めた天
体物理学者のデビッド・スパーゲルが率いる予定です。NASA の 科学事業局で研
究担当副管理者補佐を務める ダニエル・エバンス 氏が、この研究の調整を担当し
ます。「観測が不足していることを考えると、私たちの最初のタスクは、可能な限
り最も堅牢なデータ を収集することです」と スパーゲル氏は述べています。「私
たちは、民間人、政府、非営利団体、企業からのどのデータが存在するか、他に
何を収集するべきか、そしてそれをどのように分析するのが最善かを判断します。」
この調査は、完了するまでに約 9 か月かかると予想されます。科学、航空、デー
タ分析コミュニティの専門家の助言を参考にして、常に新しいデータを収集し、
UAP の観測をよりよくするための方法に焦点を当てていきます。
「公開性、透明性、科学的完全性に関する NASA の原則に従って、このレポート
は公開されます」と エバンス 氏は述べています。「NASA のデータはすべて一般
に公開されています。私たちはその義務を真剣に受け止めており、誰でも簡単に見
たり調べたりできるようにしています。」
この新しい研究とは関係ありませんが、NASA は地球外生命の起源、進化、分布に
焦点を当てた積極的なアストロバイオロジー プログラムを実施しています。火星
の水の研究から、タイタンやエウロパなどの有望な「海の世界」の探査まで、
NASA の科学ミッションは、地球外の生命の兆候を見つけるという目標に協力して
取り組んでいます。
さらに、生命の探索には、通過系外惑星調査衛星やハッブル宇宙望遠鏡などのミッ
ションを使用して、居住可能な系外惑星を探索することも含まれます。一方、ジェ
ームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、他の惑星の周囲の大気中のバイオシグネチャーを
見つけることができます。例えば 酸素と炭素を見つけたとします。他の大気中の
二酸化物は、太陽系外惑星が地球のような植物や動物がいる可能性があります。
NASA はまた、他の惑星からの技術署名 (宇宙空間における高度な技術の署名) に
スポットを当てた宇宙ベースの研究に資金を提供しています。
まとめ
皆さんの中には、UAP(UFO)実際に見たことがあるという方がいらっしゃる
と思います。よく、パイロットは見ているんじゃあないかと言われたりしますが、
私は見たことはありません。昔、アメリカの軍の施設にそんな研究所があるなんて
噂もありましたが、それも真実はわかりません。でも宇宙人と話す機会がいつかは
あるかもしれませんね。
それでは今日はこの辺で・・・
またお会いできる日を楽しみにしています。
コメント