誰でも飛べる・リフトヘキサ

ドローン、空飛ぶ車

皆さんこんにちは!

先日、タケコプターに似た空飛ぶクルマ・フライナウのパブを紹介しました。

今日紹介するのは、同じく1人乗りのUAM(アーバンエアモビリティ)です。

リフトヘキサ

リフトヘキサ

リフトヘキサは、「動力付き超軽量」に分類される航空機です。これは、ヘキサの重量

がわずか 432 ポンド(196kg)であり、FAA の Powered Ultralight 分類に準拠して

いるため、パイロットの免許がなくても飛行できるのです。

リフトは、風光明媚で刺激的で混雑していない地域を軸に、アメリカのさまざまな都市

での飛行体験を目指しています。したがって、都市交通よりも観光部門に焦点を当てて

います。

実際の操縦は、ビデオ ゲームのようにシンプルなジョイスティックとタッチ スクリーン

で操縦します。声だけで駆動も可能!「左に曲がる」という命令で機体は左に曲がるの

です。

ヘキサには 18 個のローターがあり、それぞれに 1 つのバッテリーが搭載されています。

これらすべてが飛行中の安定性をもたらしますが、非常事態の時も非常に安全です。

実際、ヘキサは 6 つのアクティブ ローターのみで飛行できます。認証に必要な超軽量と

組み合わされたバッテリーの分散は、飛行の自律性が非常に低下することを意味します。

15分以内のフライトしかできなくなります。しかし、その操縦の単純さは、無制限の楽し

みや本当の飛行を提供します。いずれにせよ、バッテリーが切れ始めると、4つのフロート

横脚のサポートのおかげで、ソフトランディングができるようににプログラムされています。

リフト は、さまざまな飛行特性とバッテリ寿命の延長を備えたヘキサの改良にも取り組ん

でいます。ヘキサの基本バージョンは実際には「観光客」の使用を目的としていますが、

リフトはヘキサを警察車両や緊急車両にも導入できるようにしたいと考えています。これは

空中での移動が常に陸上での移動よりも速いためです。

リフトヘキサ
丸紅エアロスペース 大阪・関西万博に向けた実証実験候補として採択

丸紅エアロスペース株式会社(以下、「丸紅エアロスペース」)及びアメリカのリフト

エアクラフトが、2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)に向けた実証実験の

実施候補者として採択されました。(2021年6月3日発表)

丸紅エアロスペースは、リフトエアクラフト社製の一人乗り電動垂直離着陸機(eVTOL)

ヘキサを使用して、幾つかの飛行パターンから体験飛行での最適な高度やスピード、騒音・

振動など環境への影響や操縦者の乗り心地等の確認を行います。また、地上からの遠隔操

作による運用や冗長性に優れた安全設計の確認を行い、日本の環境、法規制下での適用性

について検証を進めます。

実証実験は、「未来社会の実験場」をコンセプトとする2025年大阪・関西万博の開催に向

けた機運醸成の一環として、未来社会を見据えたイノベーション創出の促進を図ることを

目的とし、博覧会協会及び大阪商工会議所が今年1月に公募したもので、万博予定地の夢洲

を実験場所とし2021年度初頭から順次行われる予定です。

ヘキサの操縦

ヘキサの操縦は、いわばドローンを操縦している感覚です。

通常のドローンは、テレビゲームやラジコン飛行機のコントローラーを使って操縦し

ます。

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ラジコン飛行機のコントローラー。左右のテッィクで操縦します。

ヘキサは、これを1つのジョイスティックで操縦できるのです。

HEXA Tutorial Part 2 Flight Maneuvers
In Part 2 of the HEXA Pilot Training Tutorial, you’ll learn just how simple it is to pilot the aircraft. Once you’re fam...

基本的には自動操縦ですが、ビデオのように自ら操縦することができます。

スティックを前に倒せば前進、後ろに倒せば後退(バック)します。

上昇(降下)したい場合には真ん中のスイッチを上げる(下げる)動作を行います。

固定翼のパイロットの私からすると違和感はありますが、ドローンを操縦した経験の

ある方はすぐに馴染めると思います。

また、万が一の場合には機体そのものにパラシュートが搭載されています。

まとめ

丸紅エアロスペースは、2025年の関西、大阪万博にヘキサを展示公開する予定です。

実際に、飛ぶことができるかもしれません。とてもワクワクしますね。

また丸紅エアロスペースは、このヘキサとは別にバーティカル エアロスペース社の

UAM・eVTOLでパイロット 1 名と最大 4 名の乗客を輸送できるVX-4を25機契約

しました。これには日本航空も参加しています。

このVX-4の導入に向けて、丸紅エアロスペースは和歌山と大阪でヘリコプターを使った

実証実験を行っています。いよいよ日本にも空飛ぶクルマを観ることができます。

そして、観るだけではなく乗ることもできるかもしれません。

 

それでは今日はこの辺で・・・

またお会いできる日を楽しみにしています。

 

 

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