アルテミス

宇宙

皆さんこんにちは!

今回から、カテゴリーに宇宙の欄を設けました。

きっかわ少年は、星の綺麗な田舎に生まれました。毎晩、星を眺めては将来は宇宙飛行士に

なる夢を持っていました。そのきっかけを作ってくれたのが父親でした。

私が小学校6年生の時に、父が天体望遠鏡を買ってくれました。そのこともあって

宇宙に興味を抱き、パイロットの道に進みました。宇宙飛行士の夢は叶いませんでしたが

戦闘機で宇宙に近いところまで飛行することができました。

そして、現在は頻繁に宇宙や月探査など新しいニュースが飛び込んできています。

これからもそのような宇宙に関するニュースを紹介していきます。

今日は、アメリカで行われているアルテミス計画を紹介していきます。

アルテミス計画

アルテミス計画とは?

NASAが提案している、月面探査プログラム全体をまとめて、「アルテミス計画」と

呼んでいます。2025年以降に月面に人類を送り、その後、ゲートウェイ(月周回有

人拠点)計画などを通じて、月に物資を運び、月面拠点を建設、月での人類の持続的

な活動をめざします。

2020年10月、この計画を推進するため、アメリカ、日本、カナダ、イタリア、ルクセ

ンブルク、UAE、イギリス、オーストラリアの8か国が「すべての活動は平和目的のた

めに行われる」ことなどをはじめとした、アルテミス合意にサインしました。

「国際宇宙探査ロードマップ 追補版」が公開されました

8月29日、国際宇宙探査協働グループ (ISECG: International Space Exploration

Coordination Group) より「(Global Exploration Roadmap Supplement)」が公開

されました。

ISECGには、現在、世界の24の宇宙機関が参加しており、国際協働による宇宙探査

に向けたシナリオ作成や技術的検討が進められています。特に、JAXAは、2018年から

ISECG議長を務めており、今回の追補版の作成も議長として取りまとめに寄与していま

す。今回公開された「国際宇宙探査ロードマップ追補版(GER Supplement)」では、

世界各国の宇宙機関の月探査計画のみならず、世界の宇宙機関が共同で目指す最新の

月面探査シナリオが示されています。

月面定住待ったなし 「グローバル官民連携で加熱する月面社会の形成」に見る宇宙ビジネスの未来 : - ASCII STARTUP

国際宇宙探査ロードマップ 追補版

国際探査ロードマップ(GER)は、有人および無人による宇宙探査に関する国際共通

ビジョンであり、また国際宇宙探査協働グループ(ISECG)参加機関によって調整さ

れたプログラム、計画、及び目的をまとめたものです。ISECG 参加機関は、宇宙探査

における困難で長期的な課題を達成するには国際協力が最善の方法であると認識し、

このビジョンを策定しました。

GER は、国際宇宙ステーション(ISS)に始まり、月、小惑星、火星、およびその先へ

と続く戦略を反映しています。この戦略は、共有された探査の目的及び目標に成り立

つものであり、人類に大きな利益をもたらすミッションに結び付いています。

そしてこの計画では、将来的に火星有人探査を視野に入れたものです。

それぞれの年代において段階(フェーズ)を設定しています。

・フェーズ1:人類の月面再着陸

・フェーズ2:探査領域拡大とインフラ構築

・フェーズ3:持続的な月面活動

現在は2020年から2024年のフェーズ1です。ゲートウエイ計画として、複数のロケット

の打ち上げ、探査を行いシステムの構築を行っています。その中でアルテミスⅠとして

無人の宇宙船で月の外周軌道および無人の宇宙カプセルの地球着陸実験を行いました。

このゲートウエイの構築完了は2020年代後半には終了する予定です。

アルテミス計画1号機が帰還 有人月探査再開へ前進

米航空宇宙局(NASA)の月面探査「アルテミス計画」の1号機となる無人の宇宙船が

米東部時間11日午後0時40分ごろ(日本時間12日午前2時40分ごろ)、太平洋に着水し

て地球に帰還しました。宇宙船は月周回軌道の飛行などに26日間かけた。2025年以降

の有人月面探査再開に向けた計画の第1段階は成功しました。

最大4人が乗り込める宇宙船「オリオン」は時速約4万キロメートルの速度で大気圏に再

突入し、メキシコ沖のグアダルーペ島付近の太平洋に着水しました。米メディアによる

と船体はNASAと米海軍のチームが回収し、米サンディエゴにある海軍の基地に持ち込

まれる予定です。

Capsule

NASAは新型ロケット「SLS」にオリオンなどを搭載し、11月16日に米南東部フロリダ州

のケネディ宇宙センターから打ち上げていました。米国が月に宇宙船を送り込んだのは

1972年に最後の飛行をした「アポロ計画」以来、約50年ぶりとなりました。

アルテミス計画は3つの段階に分かれている。第1段階の今回の無人宇宙船は成功しました。

24年に予定する2号機で宇宙飛行士が乗る宇宙船を月の周回軌道で飛行させる計画です。

25年以降に予定する3号機で月面着陸を目指しています。

JAXAの無人探査機「オモテナシ」日本初の月面着陸を断念

日本や欧州もアルテミス計画に加わっています。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の超小

型探査機「OMOTENASHI(オモテナシ)」も新型ロケットに搭載されていましたが、

今回は月面着陸に失敗しました。

「アルテミス1」ミッションに相乗りして2022年11月16日に打ち上げられたOMOTENA

SHI(オモテナシ)は、無人探査機による日本初の月面着陸を目指していました。

靴箱サイズの小さなOMOTENASHIには着陸脚が備わっておらず、固体燃料ロケットモータ

ーで減速した後に月面へ到達するセミハードランディング方式を採用したことが特徴です。

JAXAによると、NASAの新型ロケット「SLS(スペースローンチシステム)」から放出された

OMOTENASHIは放出後の姿勢制御を当初の計画通りに行うことができず、太陽電池を太陽と

は反対側に向けたまま機体が回転する状態になっていたとみられており、バッテリーの電圧

が不足したことで11月16日夜以降は通信が途絶えていました。

近月点(月に最も近づく点)を通過したことで月面着陸は断念したものの、JAXAは引き続き

OMOTENASHIの復旧作業に取り組んでおり、地球磁気圏外での放射線環境測定などを目指す

としています。

【▲ 無人探査機による日本初の月面着陸を目指した小型探査機「OMOTENASHI(おもてなし)」(Credit: JAXA)】

【▲ 無人探査機による日本初の月面着陸を目指した小型探査機「OMOTENASHI(おもてなし)」(Credit: JAXA)】

 

まとめ

今回、JAXAのOMOTENASHI(オモテナシ)は月着陸に失敗しましたが、あきらめることなく

また挑戦してもらいたいですね。日本の宇宙産業は主にJAXAが担っていますが、現在では

民間企業の宇宙への参入も盛んに行われています。例えば、イーロンマスク氏のスペースX

など、宇宙までは行かないものの地球の外気道へのビジネスが今後盛んになってくると

予想されます。

日本の民間企業の宇宙産業参入は、堀江氏の会社以来新しいものは見えていません。

ハヤブサⅡのような技術を生かせる場が必要です。

 

それでは今日はこの辺で・・・

またお会いできる日を楽しみにしています。

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