皆さんこんにちは!
朝晩寒くなってきましたね。紅葉もさぞかしすすんでいるのかと思いきや
山の上の方はまだ紅葉真っ盛りではないところがあります。
紅葉の仕組み
条件
紅葉が始まるのは次の2つの条件があると言われています。
1.気温が低くなる
紅葉は、一般的に朝の最低気温が8℃前後(※)より低くなる日があってから、
しばらくして色づき出します。※この気温はエリアによって異なります。
2.日が短くなる
昼間の時間が短くなることで色づき始めます。
仕組み
葉は、緑→黄色→赤色と変化していきますが、これは葉の中に含まれる色素の違い
によるものです。
・緑色の色素:葉緑素クロロフィル
・黄色の色素:カロチノイド
・赤色の色素:アントシアニン
【用語解説】
・クロロフィル
葉を緑色にしている色素のこと(葉緑素)。「クロロフィル」は光を吸収し、二酸化
炭素+水を、酸素+炭水化物に換えるためのエネルギーを供給しています。
・カロチノイド
葉を黄色にする色素。光からエネルギーを吸収する役割を持ち、そのエネルギーは
クロロフィルに運ばれます。
・アントシアニン
葉を赤色にする色素。熟したリンゴやブドウの皮の赤い色の原因となるものです。
紅葉が遅い
山の中でも紅葉が遅いところがあります。
例を挙げると、箱根湯本の川沿いです。
他の場所では
こんな風にたいへん見頃になっています。
なぜこの様な差が出るのでしょうか?
条件の一つである寒さでしょう。箱根湯本には温泉があります。また近くには
早川という川が流れています。これらの条件が揃っているため寒さが他の地域よりは
寒くないということではないでしょうか。
この地域は、12月初めくらいが見頃だそうです。まだまだ、紅葉が楽しめそうです。
それでは今日はこの辺で・・・
またお会いできる日を楽しみにしています。
コメント