ベトナムの空飛ぶバイク

ドローン、空飛ぶ車

皆さんこんにちは!

今日は、ベトナムモータショーでお披露目された空飛ぶバイクについての

紹介です。

ベトナムモーターショー

10月26日から30日にベトナムサイゴン・エキシビション&コンベンション

センター(SECC)で開催された「ベトナム・モーターショー2022」において、

ハノイに本社を置くベトナムの技術系スタートアップ企業「エアリオス

(Airlios)」は、自社で設計及び製造を手掛けた4タイプの空飛ぶバイクを発表

しました。

空飛ぶバイク

今回モーターショー会場に展示されたのは、東南アジア初となる個人用空飛ぶ

バイクのプロトタイプ「ペガサス」の基本フレーム、プロペラモーター、操縦

士室を含む機体のベースのみです。外装も展示会に向けて急遽完成させたもの

であり、まだ正式なデザインではないとのこと。

操縦は手動制御と自動運転の2通り。手動制御を行う操縦士はAirliosによる操縦

訓練を受ける必要があります。自動運転システムでは、目的地を選択すると安全

性を十分に確保したフライトスケジュールがコード化、登録、実装され、運転か

らフライト管理まで自動で行われるといいます。

Airliosによるとプロトタイプの機体はすでに100時間以上の飛行テストを済ませ、

ハノイと西部の省の安全な地域で計1000kmの距離を飛行しています。

2027年には商用化・販売が可能になると予想されています。

空飛ぶバイクは定員1名、最大飛行距離は33km、最高速度は100 km/h、最高飛行

高度は120m、荷重100kgの場合で最大飛行時間は20分。電源はリチウムイオン

バッテリーとバックアップ電源を備えています。全製品ベトナム製で、価格は20億

〜24.6億VND(日本円で1185万~1460万円)となっています。

記事と写真は、VIETXPERT『週末に読みたい!ベトナム時事ネタ帳 2022.11.3』
ベトナムモーターショー2022

ベトナムモーターショーが開催されるのは3年ぶりです。新型コロナウイルス感染症

(COVID-19)の影響により、2020年と2021年の2年連続で開催が中止されていまし

た。

今回のベトナムモーターショーVMSには、ベトナム自動車工業会(VAMA)とベトナ

ム自動車輸入業会(VIVA)の加盟14ブランドが約120モデルを出展しています。

出展しているのは、◇アウディ(Audi)、◇ホンダ(Honda)、◇ジープ(Jeep)、

◇ラム(Ram)、◇メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)、◇レクサス(Lexus)

三菱自動車(Mitsubishi Motors)、◇MG、◇スバル(Subaru)、◇トヨタ(Toyota)

◇フォルクスワーゲン(Volkswagen)、◇ボルボ(Volvo)、◇モーガン(Morgan)、

◇ブラバス(Brabus)の14ブランド。このうち、ホンダは自動車と大型バイクの両方を

展示しています。

また、◇スズキ(Suzuki)、◇いすゞ(Isuzu)、◇日産(Nissan)、◇フォード(Ford)、

◇ジャガー(Jaguar)、◇ランドローバー(Land Rover)など、VMSの常連だった多くの

ブランドも不参加となっています。

なお、今回のVMSには、アウディ、メルセデス・ベンツ、レクサス、トヨタ、MG

の電気自動車(EV)合わせて6モデルが展示されました。

日本とベトナム

ベトナムは社会主義共和国ですが、近年日本との関係は良好です。

日本政府はODA(政府開発援助)を通じてベトナムを支援してきました。

最近は人件費の安さから、中国からベトナムに工場や拠点を移した日本企業も

多く見られます。

貿易投資分野のほか、人材の分野でも発達しています。日本側は、人手不足問題

を解消するために 2014 年以降積極的にベトナムの看護師や介護福祉士を受け入

れています。2015 年からは外国人造船就労働者受入事業でも多数のベトナム人就

労者を受け入れており、造船・舶用工業分野におけるベトナム人技能実習生は多く

います。ベトナム人技能実習生数は 2016 年に中国人技能実習生数を上回り、今

では日本の年間技能実習計画認定件数の過半をベトナム人が占めるに至っています。

ベトナムの GDP 成長率は、アジア開発銀行(ADB)によれば 2020 年 1.8%、

2021 年6.3%と予測されており、東南アジア諸国平均(2020 年 3.8%減、

2021 年 5.5%増)を上回わります。コロナ禍にあってはベトナム経済も諸外国

の経済が回復しないと完全には元に戻らないでしょうが、日本との歴史ある関係

を今後も基礎として持続的に発展していくことが見込まれます。

各国の空飛ぶバイク

日本の空飛ぶバイク

静岡県にあるサーキット場「富士スピードウェイ」で、昨年の10月26日、東京の

ベンチャー企業が開発したバイク型の乗り物、空飛ぶ「ホバーバイク」が公開さ

れました。

全長3.7メートルで、重量はおよそ300キロ。地上から3メートルほどの高さまで

浮き上がり、時速30キロで8の字を描くよう空中を移動しました。

走行時間は2分程度でしたが、最長でおよそ40分間、空中を走行できるといいます。

生産台数は200台限定で、価格は1台7770万円。

2022年3月29日、北海道日本ハムファイターズの本拠地開幕戦となる対西武ライオ

ンズ戦で、日本ハムファイターズの新庄監督が乗っていた特別仕様モデルの

「XTURISMO」の登場は度肝を抜かれましたね。

ロシア→ドバイ

アメリカ・カルフォルニアに拠点を構えるロシアのhoversurf社が開発した一人乗

りの空飛ぶバイクが、ドバイ警察に採用されるとのことです。

お値段はなんと約1700万円!

操縦については、左右の操縦桿を握って垂直離陸を行うのだが、コンピュータによる

専用自動制御プログラムが施されているといいます。

Hoversurf社によると、飛行時の最大高度は5mで、連続飛行時間は有人の場合は最長

でも約25分で、無人での自律飛行の場合は約40分だとか。

ドバイ警察ではこの空飛ぶバイクをどのように使うのかといえば、クルマでアクセス

しにくい場所に到達するためのもので、具体的には事件の容疑者追跡や街中のパトロ

ールなどで活用する予定です。

記事写真は ベストカーより

まとめ

こうやって、地上の乗り物から空中の乗り物へと交通手段が変化して来るのが

明らかにわかるようになってきました。スターウオーズのようなSF映画の世界が

現実になってくるのが夢のようです。我々は、このめざましい発展を自分たちの

目で見ることが出来る幸せをかみしめたいですね。

 

それでは今日はこの辺で・・・

またお会いできる日を楽しみにしています。

 

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