日本のSkyTaxiがPLANA eVTOLを50機購入

ドローン、空飛ぶ車

皆さんこんにちは!

日本の新興企業SkyTaxiが、韓国のPLANA eVTOL CP-0150機を購入する契約を行いました。

PLANA、日本のSkyTaxiに50機のeVTOL航空機を納入

PLANAは、現在開発中のハイブリッドeVTOL CP-01向けに、日本のSkyTaxiに50機のeVTOL

航空機を納入します。最初の 10 機は 2030 年までに納入され、その後 2040 年までにさらに

40 機が納入される予定です。

同社はまた、SkyTaxi と提携して AAM 航空機の開発と運用を行っています。SkyTaxi は、日

本の大阪地域で約 1 世紀にわたってタクシー会社を運営してきた大豊タクシー グループによっ

て昨年設立されました。

SkyTaxi は現在、梅田や難波などの大阪都心部や全国の世界遺産や観光地、関西空港や神戸空

港を結ぶ空路開設に向けて、パイロットの育成や新機材の導入、運用試験などを行っています。

これらのルートは、2025 年の大阪万博に間に合うように運用される予定です。SkyTaxi は、

eVTOL 航空機を利用して、観光産業に焦点を当てた長距離事業を開始する予定です。

SkyTaxi は、PLANA の CP-01 を選択したのは、ハイブリッド アプローチの利用による大幅に

長い飛行範囲が理由であると述べました。

PLANA と SkyTaxi は、エア タクシー事業者のニーズに応える AAM 航空機の開発、運用コン

セプト、インテリア デザイン コンセプト、市場分析、デモンストレーションで協力します。

また、将来的にPLANAが供給するCP-01を活用したクロスボーダーAAM航空路の開発も計画さ

れています。

韓国の新興企業PLANA

PLANAは韓国のeVTOL開発企業です。設立は2021年7月。

CEOのブレーデン・J・キム氏は、2020 年 1 月までヒュンダイでの UAM 車両開発を

主導してきました。機械工学の博士号を取得しています。

先月、PLANA はヘリコプターと飛行機の利点を組み合わせた CP-01 ハイブリッド eVTOL

航空機を発表し、高速で効率的で環境に優しいエア モビリティ ソリューションを提供します。

CP-01 ハイブリッド eVTOL(画像:PLANA)

ペイロード
6人まで。(600 kg または 1500 ポンド)
範囲
500キロ(310マイル、リザーブマイルを除く)
巡航速度
300km/h(時速185マイル)
長さ/翼幅
15メートル(50フィート)
推進
電気
ノイズ
65dBA(150m、500フィート)
電源
ハイブリッド(ESS+ジェネレーター+SAF)
飛行規則
IFR機能(VFR w/ 5G+ ネットワークも)
PLANA は、長年実績のあるタービン発電機を eVTOL のエネルギー源に追加することで、
バッテリーを最も効率的で安全な SOC 範囲で使用できると同時に、飛行範囲を大幅に改善
して航空機の収益性を高めることができると考えています。
同社は最近、サンノゼとアーバインにカリフォルニア州のオフィスを開設し、米国の航空安全
規制当局や将来の米国のパートナーに簡単にアクセスできるようにしました。これは、PLANA

が、eVTOL航空機の FAA 型式認定を申請する準備をしているためです。

2023 年 4 月 17 日に、IF デザイン アワードのプロフェッショナル コンセプト部門を受賞し

ました。ドイツで毎年開催されるIF デザイン アワードは、Red Dot Design Award、IDEAと

並ぶ世界3大デザイン賞の1つと考えられています。世界中から 11,000 を超える製品が応募

されこの賞は非常に価値のあるものになりました。

PLANA の AAM 航空機設計は、乗客の快適性、安全性、利便性に重点を置いたその優れた設計

が評価されました。航空機の 6 つのティルトローター レイアウトは安定性を保証し、その空力

的な外装設計は航空機の高性能機能を補完します。乗客中心で実用性に重点を置いたキャビンは

最大 6 名の乗客を収容でき、搭乗しやすい幅広の対称ドア、3 点ベルト、乗客の安全のための

バケット シート、およびさまざまな便利な収納スペースを備えています。

IF デザイン アワード受賞(画像:PLANA)

そらとぶタクシー株式会社 SkyTaxi

空飛ぶタクシーを運行するSkyTaxi株式会社。大阪住之江区に本社を構える新興企業です。

Sky Taxi とはその名のとおり、空を移動するタクシーです。同社は日本製・海外製の多種多

様にわたるドローンを使用し、2025年の万博にあわせて空飛ぶタクシーを開業します。

最終的なゴールは、SKY TAXIの一般インフラ化です。提供するSkyTaxi は富裕層だけの乗り

物ではなく、大衆の移動手段としての現実的な活用ができるようにしていくことです。

そして、2025年の大阪万博と同時に開業し、日本国内ならず世界に支社を設けたいと計画

しています。

現在、ATC大阪にて一般社団法人MASCとの共催でEhang216という2人乗りの機体を展示して

います。

Ehang216の展示、ATC大阪(画像:SkyTaxi)

まとめ

韓国のPLANAは、ハイブリッドとうい考え方を採用し、日本のeVTOL業界の先を進んで

います。同じくハイブリッド推進機のHIEN(御法川 学CEO:法政大学)と重なる

所はありますが、実用的なeVTOL航空機として有効です。

また、SkyTaxiは、機体の購入だけではなく、インフラ整備、パイロット訓練、整備委託

など、将来的に実運航を見据えた対策が必要です。国や他のインフラ民間業者などとの

連携が重要になってきます。また、国としても統一したインフラ基準、ライセンスなどの

マニュアル、規程を整備し、それが世界基準になるようリードしていかなければなりません。

 

それでは今日はこの辺で・・・

またお会いできる日を楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました