JRと空飛ぶクルマ

ドローン、空飛ぶ車

皆さんこんにちは!

今日は、横浜駅東口にあるJR横浜タワーのJR東日本主催のイベントに行ってきま

した。

JR東日本

JR東日本の『空飛ぶクルマ』社会受容性向上に向けたイベント

~空飛ぶクルマの未来体験ステーション~と題してのイベントが、JR横浜駅

東口そばのJR横浜タワーの2階で開催されています。

実物大の(?)の空飛ぶクルマの模型に乗り、VRゴーグルを装着して、イメージ体

験をするものです。

JR東日本モビリティ変革コンソーシアム

JR東日本は、2017年9月5日にモビリティ改革コンソーシアムを設立しまし

た。目的は、少子高齢化や地球環境問題など社会問題から将来の公共交通のあり方

について考え、解決が難しい社会課題が次世代の公共交通について交通事業者と

各種の国内外企業、大学、研究機関などがつながりを創出し、オープンイノベーショ

ンによりモビリティ改革を実現する場として設立されました。

これまでの取り組み

2022年3月、KDDIと協業してARコンテンツ、スマートフォンやタブレット

端末の画面を通して観光地のスポット情報等が浮かび上がる実証実験を行いました。

2022年7月1日から2023年12月31日まで、JRの駅においてお客様から

の様々な質問に答えることができる案内AIシステムの設置をしました。内容は、

AIが道案内や落とし物、精算に関する質問に答えるものです。設置場所は、

品川駅、渋谷駅、池袋駅、秋葉原駅、高輪ゲートウエィ、大宮駅です。

空飛ぶクルマでみらい体験ステーション

VR体験と一緒に、FPV Roboticsが小中学生を対象とするドローンプログラミング

教室や、空の未来を考えるワークショップを開催しています。

このイベントの主催はJR東日本ですが、幹事企業として川崎重工業、参加企業とし

て三井住友海上、NTTデーターなどが名前を連ねています。協力団体として

Dream Onとデロイトトーマツグループが共同で空飛ぶクルマの社会受容性向上を

目的とした体験ができるVRコンテンツを開発しました。

VRの内容は、横浜駅から空飛ぶクルマを利用して、東京上空を飛行し目的地まで

移動する一連のフライトが展開されます。

横浜駅JRビルの屋上のヘリポートから空飛ぶクルマに乗り込みます。AIが案内

をしてくれます。東京タワー、皇居、新宿、渋谷の高層ビル、東京駅、途中コース

を変更して新国立競技場に寄るなどのストーリーです。フライトの途中で、友人と

会話ができて、タブレットを通じて搭乗者と同じ景色を観ることができるという

細かい部分にも凝った作品になっています。

離陸すると正面に東京の高層ビルが見えてきます。

左は新宿の街。

右下には東京タワー。かなり近いです。

ここで、コースを変更。新国立競技場に進路を取ります。

画像はVRですので、アニメーション映画のようにリアルさには欠けますが、周りの

音にまでこだわって作られており、わずかですが機体が旋回するときの感覚も体感

できます。全体的にとても良くできていると思います。私としては高評価です!

また、川崎重工の航空宇宙システムカンパニーの協力を得て、VTOL機のデザイン

もしています。展示されている模型は、複数のプロペラと折りたたみの翼を持つ近未

来的なデザインです。川崎重工と言えば、防衛省のF-15イーグルやP-1などの

機体開発やエンジン開発など航空機については専門分野です。本日、担当された堀井

さんは以前F-15のシュミレータービジョンの開発、制作にあたられた経験をお持

ちの方でした。

一連の体験を終えて、アンケートに答えることになります。アンケートの内容は、

今回空飛ぶクルマがこの体験を通してどの様に考えが変ったのか?また、どのような

市場にニーズがあるかの調査が主体となっています。

まとめ

今回のJR東日本のモビリティ改革の活動が軌道に乗って空飛ぶクルマが広く知られ

ることによって、空飛ぶクルマの安全性の理解が進むとともに、2025年以降の

本格的運用に向けていいスタートが切れると願っています。

また、いろいろとお話をお伺いしたJR東日本のイノベーション戦略部の武藤さん

にもご協力頂き感謝しています。

 

それでは今日はこの辺で・・・

またお会いできる日を楽しみにしています。

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