リーダーシップの動き、2023 年 1 月~2 月

ドローン、空飛ぶ車

皆さんこんにちは!

昨日は企業の2022年の総括をお伝えしました。

今日は来年、2023年のリ-ダー達の交代や動向をお伝えします。

いよいよ、来年は本格的にeVTOLの世界も実際に飛行します。

また、色んな企業のM&A、出資状況によってトップが交代します。

それが吉と出るか凶と出るかは、リーダー次第です。それでは見ていきましょう。

記事の内容はElectoric VTOL NEWSを参考にしています。

リーダーシップの動き、2023 年 1 月~2 月

Overair が Manning を CCO に任命

8 月 25 日、電動垂直離着陸 (eVTOL) 開発者の Overair は、ヴァレリー・マニング博士

同社の最高商務責任者 (CCO) を務めます。マニング は Overair の商業戦略を主導し、

ビジネス モデルと開発、販売、サポート業務を担当します。「私が Overair を選んだの

は、その最先端の技術、革新的で包括的な精神、eVTOL を通じて持続可能な航空を推進

するという深いコミットメントがあったからです」と マニング 博士は声明で述べています。

マニングはエアバスからカリフォルニアに本拠を置く会社に入社し、エアバスではトレーニ

ングおよびフライト オペレーション サービスのシニア バイス プレジデントを務めました。

欧州連合航空安全局 (EASA) 認定の飛行教官であり、ジェット定格の商用パイロットであ

るマニングは、以前は米国空軍の将校を務め、スタンフォード大学で航空学および宇宙航行

学の博士号を取得しています。

   ヴァレリー・マニング博士

ホークがボロコプターを引き継ぐ

Airbus Defence & Space の元 CEO であるDirk Hoke氏は、9 月に Volocopter

CEO に就任しました。3 月 8 日に発表され、9 月に発効したこの任命により、Hoke は

7 年間 CEO として会社を率いてきた Florian Reuter から主導権を握りました。

2016 年に Airbus に入社する前は、Hoke は Siemens AG に 10 年間勤務し、複数の

幹部職を歴任しました。「この最も革新的なモビリティを世界中の都市で実現することに、

Volocopter ほど近い企業はありません」と Hoke 氏は声明で述べています。「今後数年

間で電気エアタクシーを市場に投入することは、私だけでなく多くの人にとって夢の実現

です。」

    Dirk Hoke

エンストロムがリチャードソンをCOOに指名

Enstrom Helicopter Corporation は 11 月 21 日に Adam Richardson を最高執行

責任者に任命したと発表しました。10 月にこの役職に就いた Richardson は、航空宇宙

産業で 17 年以上の経験があり、以前は Rolls-Royce Corporation で働いていました。

彼は海兵隊に勤務し、パデュー大学とインディアナ ウェスリアン大学でそれぞれ機械工学

と経営管理の学位を取得しました。「初めてエンストロムを訪れ、フライト ラインに 3 台

のヘリコプターを見た後、将来これが欲しいと思いました」とリチャードソン氏は声明で

述べています。リチャードソンは、プライベート パイロットのライセンス取得のために

Enstrom 280FX で勉強しています。

  Adam Richardson

キングがバーティカル・エアロスペースに参加

デイビッド・キングバーティカル・エアロスペースのチーフエンジニアを務めると、

同社は12月6日に発表しました。2023年2月から、キングはバーティカルVX4 eVTOL

航空機の技術開発を担当します。King は、7 年間勤務した Leonardo から Vertical に

入社し、直近では AW609 VTOL 航空機のチーフ エンジニアを務めていました。

Leonardo の前は、King は Bell Helicopter のチーフ エンジニアであり、同社の最新

の商用ヘリコプター デザインである Bell 525 Relentless を立ち上げました。キング氏

は声明で、「VX4 の設計と認証で採用された実用的なアプローチは、成功への道を開く

でしょう。私は、空の旅に革命を起こす彼らの努力でチームと協力する機会を得て喜ん

でいます」と述べました。 

  デイビッド・キング

SchaffがWiskで持続可能性をリード

Wisk Aero は、 Daniela Schaffを同社のサステナビリティ責任者に任命したと、

12 月 7 日に発表しました。新しく作成された役職に就く最初の人物となる Schaff は

同社のサステナビリティへの取り組みを監督し、サステナビリティの取り組みを実施し

ます。Schaff は 2019 年に Wisk に入社し、サプライ チェーンおよび持続可能性グル

ープのシニア マネージャーを務めています。CEOのGary Gysin氏は声明で、

「(シャフは)ウィスクのサステナビリティへの取り組みを前進させる上で、正式に新

しいサステナビリティ責任者になる前に尽力してくれました。サステナビリティに対す

る彼女の情熱と専門知識は、すべての人に毎日のフライトを届けるという私たちの使命

が人と環境の両方にとって安全であることを保証する上で、引き続き重要な要素となる

でしょう。」と述べています。

   Daniela Schaff

ジョリベットがボーイングバーティカルリフトをリード

12 月 5 日に、元ボーイング バーティカル リフトの副社長兼ゼネラル マネージャーで

あるマーク チェリーが、航空宇宙、防衛、航空宇宙、防衛などの業界をリードする相手

先商標製造会社 (OEM) 向けの複雑なコンポーネントとアセンブリの厳しい許容範囲の

メーカーである ALIGN PRECISION Corp. の CEO として発表されました。

ボーイングの攻撃ヘリコプター担当副社長であるキャスリーン・“KJ”・ジョリベットは、

ボーイング・バーティカル・リフトの副社長兼GMに任命されました。Jolivette は、

2019 年以来、ボーイングのアリゾナ州メサ工場で攻撃プログラムを指揮してきました。

彼女は以前、ボーイングの陸軍サービス部長を 2 年間務めていました。それ以前は、

2014 年から 2019 年まで V-22 国内プログラムのディレクターを務めていました。

彼女は 2007 年にボーイングに入社しました。

  キャスリーン・“KJ”・ジョリベット

まとめ

この様に今年だけで、名だたる企業のトップが交代しています。それは、経験豊富な

人財を起用することで、実用化に向けて加速していく準備が着々と整っているようです。

また、日本には見られない積極的な女性の起用が目を引きます。能力のある人財は

性別や年齢に関係なく採用するという当たり前のことが行われています。ともあれ

株主も認める実力を備えている証拠になります。

来年も目が離せませんね。

 

それでは今日はこの辺で・・・

またお会いできる日を楽しみにしています。

 

 

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