皆さんこんにちは!
ユニークな形のeVTOLを開発中のモヤ・エアロスペース。
eVTOLに先行して新型のハイブリッドのドローンを発表しました。
「航続距離が延長され効率性が向上した新型ハイブリッド貨物ドローン」を発表
サン・ジョゼ・ドス・カンポスに拠点を置き、航空工学、航空機の研究開発を専門
とするブラジル企業ACS アビエーションの子会社であるモヤ・エアロスペースは、
最近、航続距離が延長され効率性が向上した新しいハイブリッド貨物ドローンを
発表したとプレスリリースで報告しました。
主なメリット
: 航続距離が 300 km に延長— 貨物ドローンのハイブリッド設計により、より
長い距離をカバーできるようになり、長距離配達や遠隔地への配送に最適で、
より多くの顧客を引き付け、サービスエリアを拡大できるようになります。
: 効率の向上 –ドローンはハイブリッド推進システムを統合することで燃料消費
とエネルギー使用量を最適化し、運用コストの削減と二酸化炭素排出量の削減
を実現します。
: 妥協のない積載量 —航続距離が延びたにもかかわらず、ドローンは最大 200
kg の積載量を運ぶことができます。これにより、効率や信頼性を犠牲にするこ
となく、同じ量の貨物を運ぶことができます。
: 信頼性と汎用性 –ハイブリッド システムは、必要に応じて電源を切り替える
ための信頼性と柔軟性を高めます。この汎用性は、さまざまな物流上の課題を
克服し、タイムリーな配送を保証するために重要です。
モヤのCEO、アレクサンドル・ザラメラ氏は次のようにコメントしています。
「当社はイノベーションと卓越性を追求する中で、特に航続距離と運用効率の
面で従来の電動ドローンの限界を解決するソリューションの必要性を認識しま
した。当社のハイブリッド貨物ドローンは、電動と従来の推進技術を組み合わ
せ、優れた性能と信頼性を提供します。」
リリースには、「当社は、顧客の進化するニーズを満たす革新的なソリューシ
ョンの開拓に注力しています。最先端のテクノロジーを活用することで、モヤ
エアロスペースは物流および輸送業界に新たな基準を確立することを目指して
います。」と記されています。
モヤ・エアロスペースは、科学、技術、イノベーションを推進するブラジル政府
機関 FINEP から、モヤ eVTOL の開発作業を継続するための 200 万ドルの助成
金を獲得しました。
モヤ・エアロスペースは、ヘリスルドローン、アルバトロス、サーティフィケード
ドローンと提携し、最終候補 15 社のうち 2 社に選ばれました。この助成金は、
生産性と効率性の向上を目指す物流用途に特化した初の貨物用 eVTOL の次のス
テップをサポートします。
モヤ・エアロスペースは、ラテンアメリカの航空宇宙産業の中心地であるサン・
ジョゼ・ドス・カンポスに拠点を置くブラジルの大手航空工学、研究、航空機開発
企業である ACSアビエーションのスピンオフとして、アレクサンドル・ザラメラ氏
と レナータ・パオリロ氏によって 2020 年に設立されました。
モヤのコンセプトは、出荷品の迅速な配送を保証します。そのスピードと機敏性に
より在庫コストを削減し、ビジネスの即応性と競争力を維持します。
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