皆さんこんにちは!
大阪万博の開催がいよいよ迫ってきました。何と言っても目玉の一つは、いわゆる空飛ぶクルマではないでしょうか。
日本からはスカイドライブが展示飛行を行います。それに先立ちメディアに写真が公開されました。
大阪メトロが2025年万博に向けて「OSAKAKO Vertiport」施設を公開
大阪メトロは、今年後半に大阪で開催される2025年万博の会場となる新離着陸施設「大阪港バーティポート」が完成したと発表しました。
本日(金曜日)のプレスリリースで、スカイドライブは、この新しい垂直離着陸場を、万博
プログラムの一環として行われるデモ飛行に使用することを確認しました。これを記念して、大阪市と共同で竣工式が開催されました。
式典では、登壇者が施設の将来的な役割に対する期待を語りました。また、スカイドライブ社
は、博覧会期間中にデモ飛行を行う航空機「SKYDRIVE」の実物大モックアップを公開しました。公開後、報道関係者はモックアップに搭乗しました。
「OSAKAKOバーティポート」という名称は、最寄り駅である大阪メトロ中央線の「大阪港」
にちなんで付けられました。大阪メトロは、2025年万博のプログラムを通じて、eVTOLの
離着陸場を表す用語として「バーティポート」という言葉の認知度を高めていきたいと考えています。
バーティポート施設には、eVTOL機の整備、燃料補給、保管のための格納庫、離着陸エリアが
含まれます。また、乗客用施設もあり、顔認識を含むプロセスを通じて、ユーザーは模型のeVTOL機の模擬チェックインと搭乗を体験できます。
12,000平方メートルの敷地は、eVTOL航空機とオンデマンドバスやシェア自転車などの他の交通手段を接続するモビリティハブとして機能するように設計されています。
SKYDRIVEは、万博会期中に、万博会場内の垂直離着陸場「EXPO垂直離着陸場」と大阪港垂直離着陸場間のデモ飛行を予定しています。
この垂直離着陸場は、博覧会期間中のeVTOLデモ飛行の拠点としての役割に加え、2025年4月
中旬以降は一般公開イベントも開催される予定。これらのイベントでは、eVTOL技術の発展を紹介する展示が行われる予定。
また、来場者は、顔認証を含むシームレスなプロセスを通じて、モックアップeVTOL航空機へ
の搭乗を体験する機会も得られます。これらのイベントの予約は、2025年4月中旬から大阪メトロの公式ウェブサイトで開始されます。
大阪メトロは、日本の都市をより便利で快適なものにすることを目標とする交通機関です。9つの地下鉄路線と、自動運転の無人列車「ニュートラム」を運行しています。
大阪市は2024年1月、大阪市港区の万博会場に建設予定の垂直離着陸場の運営事業者を選定す
る公開入札を実施し、大阪メトロが運営事業者に選定された。落札後、大阪港中央ふ頭で垂直離着陸場の整備を進めてきました。
その一環として、同社は、eVTOL機による将来の飛行を含むさまざまな交通手段を統合し
た統一的なモビリティサービスを提供することで、顧客の多様なニーズに応える都市型MaaS(Mobility as a Service)イニシアチブ「e METRO」を推進しています。
大阪メトロは、eVTOLが有望な交通手段である可能性を認識し、顧客にとって理想的なモビリ
ティオプションの組み合わせを実現するために、2024年8月にSkyDriveと業務提携契約を締結しました。
大阪万博
大阪万博は、2025年4月4月13日(日) – 10月13日(月)184日間、大阪の夢洲(ゆめしま)で開催されます。
テーマは、『いのち輝く未来社会のデザイン』です。
万博会場のシンボルとしての大屋根リングは、「多様でありながら、ひとつ」という会場
デザインの理念を表す大阪・関西万博会場のシンボルとなる建築物です。
日本の神社仏閣などの建築に使用されてきた伝統的な貫(ぬき)接合に、現代の工法を加えて建築しています。
会場の主動線として円滑な交通空間であると同時に、雨風、日差し等を遮る快適な滞留空間として利用されます。
中でもAAM(アドバンスエアモビリティ)として空飛ぶクルマが展示されます。
運航予定機体
ANAホールディングス株式会社 ジョビーアビエーション
株式会社Soracle(日本航空・住友商事 共同出資会社):アーチャー・アビエーション
注)昨日(3月29日)出展中止が発表されました
丸紅株式会社:バーティカル・エアロスペース
株式会社SkyDrive
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