星の王子さまミュージアム閉園

飛行機

皆さんこんにちは!

神奈川県箱根町にある星の王子さまミュージアムが来年3月いっぱいで閉園される

ことになりました。

星の王子さま

星の王子さま 小説

フランスの作家で、飛行家でもあったサン=テグジュペリの代表作、『星の王子

さま』は、1943年ニューヨークで最初に出版されました。その後、300以上の国

と地域の言語に翻訳され、発行部数は2億冊を超えたロングベストセラーです。

小惑星「B612」にひとりきりで暮らしていた王子さまは、わがままなバラとの

いさかいをきっかけに、星を飛び出し旅に出ます。星から星へと旅する王子さま

と、そこで出会った人々との会話から、「本当に大切なことは何か」をみつけ

る物語です。

作者 サン=テグジュペリ

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリは1900年6月29日、フランスのリヨン

で生まれました。

幼少の頃飛行士に憧れ、飛行士として活躍しながら、作家デビューし、数々の

作品を発表しました。

飛行士の体験をもとに『南方郵便機』(1929年)、『夜間飛行』(1931年)や

『人間の大地』(1939年)などを出版。

第二次世界大戦中、亡命先のアメリカにて『星の王子さま』を執筆し、1943年

に出版。同年軍に復帰し、翌1944年7月31日地中海コルシカ島から偵察飛行に

飛び立ったまま、消息を絶ちました。

星の王子さまミュージアム

サン=テグジュペリ生誕100年を祝した世界的記念事業の一環として、世界で

はじめての星の王子さまミュージアムが1999年6月29日にオープンしました。

心地よい時間を過ごすことができる空間づくりのために、恵まれた自然環境を

持ち、日本を代表する観光地の一つとして世界的に知られている、箱根の地

が選ばれました。

ミュージアムの中心となる展示ホールでは、写真や手紙、愛用品などの資料展示

や彼が過ごした当時の風景が再現され、サン=テグジュペリの生涯を紹介し、

『星の王子さま』が生まれた経緯を解説しています。また、映像ホールでは

サン=テグジュペリの生涯と『星の王子さま』の物語を紹介した映像が400

インチのスクリーンで楽しむことができます。

1階にはレストランがあり、星の王子さまにちなんだ料理も楽しめます。

飛行機をモチーフとしたプレート
箱根ガラスの森美術館

星の王子さまミュージアムの近くに、箱根ガラスの森美術館があります。

秋にはススキやコスモスなど綺麗な草花も見頃です。

 

まとめ

1978年7月から1979年3月までまで、日本で『星の王子さま プチ・プランス』

のタイトルでアニメーションが放送されました。

冒頭のあいさつ文は字幕テロップとともに以下のとおり放送されました。

この物語りを
世界中の子供達に
また自分が子供だった頃を
忘れがちな大人達に
そして
うわべだけでなく
物事の ほんとうの美しさを
見つめる勇気を持った
すべての人々に
心からの友情をこめて
 贈ります。
     サン・テクジュペリ

大切なものは、目に見えない 」を初めとした本作の言葉は、生命・愛とは何か

いった、人生の重要な問題に答える指針として広く知られています。

この作品は1935年のリビア砂漠での飛行機墜落事故の体験を元にサン・テクジ

ュペリが書いたとものです。私は、サン・テクジュペリをパイロットとしても尊敬

しています。飛ぶことが本当に好きで、戦争を嫌い、平和を愛した一人の人間として。

 

それでは今日はこの辺で・・・

またお会いできるを楽しみにしています。

 

 

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