冬至

お天気

皆さんこんにちは!

昨日12月22日は冬至でした。

冬至は、1年で最も昼が短い日です。ちなみに昨日の東京の日の出は06時48分

日の入りは16時33分で、昼間の時間が9時間45分です。

冬至

冬至とは

冬至とは、二十四節気のひとつで1年の内で最も昼の短い日です。

しかし、冬至が日の出が最も遅い日ではありません。東京の日の出が最も遅い日は

1月1日から1月13日までの06時51分です。

日の入りが一番早いのは11月29日から12月13日の16時28分です。

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イメージ的にはこんな感じです。(資料はウエザーニュースより抜粋)
極夜と白夜

夏至とは】2022年はいつ?意味・風習・食べ物は?二十四節気や冬至まで ...

二十四節気の図(じゃらんより)

冬至では太陽が最も南に傾くため、緯度が高い北欧では特に日が短く、日中も夕方のよう

な明るさで長い夜を過ごします。

南極には一日中太陽が出てこない日があります。これを極夜(きょくや)といいます。

反対に、一日中太陽が出ている日もあります。これを白夜(びゃくや)といいます。

このようなことが起こるのは、地球のまわっている軸がかたむいているからなのです。

地球のまわっている軸がかたむいている

極夜や白夜の日数は高緯度ほど多くなります。昭和基地では約45日間、南極点では

約半年間の極夜と白夜が続きます。

全く太陽が昇らない「極夜」の時期には、太陽の復活を願う「ユール」という祭が

行われます。

ユール  北欧の冬至祭

ユールとは、キリスト教が伝来する以前の時代から北欧に伝わる古い冬至祭です。

現在では「クリスマス」の意味で用いられています。

冬至前後の北極圏の国々では、日中でも暗く太陽が沈んだ状態「極夜」が続きます。

冬至の頃に昇る太陽は非常に神聖で貴重なものとされ、人々は大いに太陽の復活を祝

いました。これがユール祭の始まりです。

ユール祭では、人々は「ユール・ログ」と呼ばれる木の幹を燃やし、その日を12日間

燃やし続け、食べ物や飲み物を持ち寄って太陽の復活を祝う宴を催しました。途中で

ユール・ログの火が消えてしまうと、その翌年は不吉なことが起こるとされました。

ユール・ログが燃えている間は、悪い魔法から家族を守ってくれ、その灰には病気や雷

に効き目があると信じられていました。また、灰を飼葉に入れると牛が安産となり、土

に入れると豊作となり、井戸に入れると水の味が良くなるなど、様々なご利益があると

されています。

ユール・ログの伝統は今では廃れてしまいましたが、クリスマス向けのフランスのチョコ

レート・ケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」は、このユール・ログの丸太を模したものとさ

れ、その北欧文化の名残を見ることができます。

日本の冬至
ゆず湯

日本では冬至にゆず湯に入る風習があります。なぜ、ゆず湯に入るのでしょうか?

冬至湯治(とうじ)ゆず通融(ゆうずう)をかけた語呂合わせから、『お湯に

入って融通』良く行きましょう』という意味があるようです。

ゆず湯の起源は明らかではないのですが、日本では、冬至の日に柚子湯に入ると「風邪

をひかずに冬を越せる」と言われています。

柚子湯に入る習慣は、意外に新しく、銭湯ができた江戸時代から始まったと言われてい

ます。

ゆず風呂は、リラックス効果が期待できます。ゆずのスッキリとした香りが心を落ち着

かせ、日々の疲れを癒してくれるます。 また、体臭が気になる人にも有効とビタミンC

果でお肌がつるつるになるとも言われています。

かぼちゃを食べる

かぼちゃを食べるのは、冬至を1年の締めくくりの日ととらえ、「いろはにほへと」の

最後にあたる「」の付くものを食べるのが良いという縁起担ぎです。

その中でも、「かぼちゃ(南瓜:なんきん)」「人参(にんじん)」「蓮根(れんこん)」

「銀杏(ぎんなん)」「金柑(きんかん)」「寒天(かんてん)」「うんどん(うどん)」

の「ん」が重なる食べ物は、「冬至の七種(ななくさ)」と呼ばれ、特に縁起が良いとされ

ていました。

一陽来復(いちようらいふく)

冬至は1年で最も日が短いということは、翌日から日が長くなっていくということ。そこで、

冬至を太陽が生まれ変わる日ととらえ、古くから世界各地で冬至の祝祭が盛大に行われてい

ました。太陰太陽暦(いわゆる旧暦)では冬至が暦を計算する上での起点です。

中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってく

ることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の「一陽来復(いちようらいふく)」と

いって、冬至を境に運が向いてくるとしています。つまり、みんなが上昇運に転じる日なの

です!

まとめ

今週末にはクリスマス寒波がやってくる予報です。今日も和歌山県や高知県、大阪など

普段雪の降らない太平洋側でも雪が降っています。例年は冬至の時期からクリスマス、

年末にかけて、強い寒波に見舞われて寒さが厳しくなってきます。

大雪に備えつつも、昨日(冬至)からの太陽が生まれ変わる日で運気が上昇しています。

この気持ちで寒い冬を乗り越えていきましょう!

 

それでは今日はこの辺で・・・

またお会いできる日を楽しみにしています。

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