皆さんこんにちは!
今日は中国の電気自動車メーカー(スタートアップ企業)の小鵬汽車(シャオペン)
を紹介します。なぜ、この会社を取り上げたかというと先日ドバイで空飛ぶクルマを
公開したからです。
小鵬汽車(シャオペン)
eVTOL 空飛ぶクルマ
小鵬汽車(シャオペン)は、先日、スカイダイブ ドバイで中国の XPeng X2 eVTOL
空飛ぶ車の世界初の公開飛行を主催し、ドバイ民間航空局、ドバイ経済観光局、ドバ
イ世界貿易センター局の支援を受け 90 分間の試験飛行を行いました。
ドバイ国際商工会議所の戦略は、グローバル ビジネス センターとしてのドバイの地位
を強化し、3 年以内に 50 社の多国籍企業をドバイに誘致し、2 年以内にドバイから
優先外国市場への 100 社の進出を支援することに重点を置いています。
その一環として、今回のeVTOLの飛行を行いました。
それでは、この中国のスタートアップ企業の小鵬汽車(シャオペン)XPeng(英語表記)
について見ていきましょう。
小鵬汽車(シャオペン)XPeng電気自動車
小鵬汽車(シャオペン)XPengは中国広州市に本社を置いています。ご存じの方も
多いとは思いますが、広州市は中国の産業の特別区に指定されています。ここから
多くのスタートアップ企業が生まれています。特別区ですので、税制面や土地の誘
致などかなりの優遇措置がとたれています。
場所は香港の北に位置しています。香港まではバスで1時間くらいの距離です。
私も、JALの時にはステイ(宿泊)をしていました。その当時(10年前)
は旧市街地でしたが、新しく飛行場や街が造られ大都市になっています。
小鵬汽車(シャオペン)は、2014年に創業しました。
2018年12月にラスベガスで開催された2018コシュマーエレクトリカルショー
で、初めての量産モデルとなるXpeng G3 SUVを発表し、翌年から顧客への納品を
開始しました。
2020年には2番目のモデルとなる「P7」の納品を開始し、2020年8月には
ニューヨーク証券取引所に上場を果たしました。
また、バレーパーキングという新しいシステムの開発も行い、世界の最先端の技術
を披露しています。バレー・パーキング・アシストは、自動運転技術によって「記
憶型」の自動駐車ができるというものです。報道によれば、最大100カ所の駐車ス
ポットを学習・記憶ができるというのです。
2020年にはフラグシップセダンとなるP7を発表し、2020年6月下旬からデリバリ
ーが開始され、NEDC(ヨーロッパで採用されている航続距離の指標)値で706km
を達成する航続距離はテスラを凌ぐスペックを有し、ヴァーチャル・バレーパーキ
ングなども実装させています。
P7は、高性能で更に一歩先を行く未来の乗り物として、一気に人気を集めています。
まとめ
小鵬汽車(シャオペン)のような電気自動車のスタートアップ企業が、空飛ぶクルマ
の世界にも入ってくるように、eVTOLの世界は混迷を極めています。アメリカの
キテーホークが撤退するように、世界で400社以上あると言われる開発企業の
淘汰も始まっています。どの会社が生き残れるかは、人々のニーズに合ったものを
創り、スムーズな運用が出来るかにかかっています。クルマの開発だけではなく
ハード、ソフト面での開発も重要になってきます。
それでは今日はこの辺で・・・
またお会いできるを楽しみにしています。
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