皆さんこんにちは！
日本でもやっと携帯電話のアプリを使って、タクシーを予約できるようになりました。
世界では、何とチャータ機をアプリで予約できるのです。
エアチャーターアプリのUAS「Mooves」
旅行サポートソリューションプロバイダーの UAS International Trip Support (UAS) は
テクノロジー企業 Moove と提携して UAS Charter App をリリースします。両社によると
このアプリにより、チャーター便の顧客は「航空機の空き状況を完全に把握し、航空機を比較
してニーズに最適なものを見つけることができる」とのことです。
また、チャーター便の旅程を計画し、価格を比較し、各旅行のコストとドアツードアの時間を
シミュレートし、リアルタイム計算機を使用して航空会社、電車、車に対する利点を評価する
こともできます。
UAS の創設者兼社長であるモハメッド・フサリー氏は、「UAS チャーター アプリをリリー
スできることを嬉しく思います。このアプリは、お客様に旅行計画のコントロールと柔軟性
を提供します。現在、当社はチャーター ネットワークの拡大に注力しており、今後数か月にわ
たってお客様へのサービスを強化していきます。」と述べています。
「ビジネス航空業界の大手企業であるUASをサポートできることを嬉しく思います。
これはMooveにとって大きな節目であり、UAEでは初めてのことです」とMooveの
CEO、アーサー・イングルズ氏は付け加えました。
このアプリはApple App StoreとGoogle Playで入手できます。
エアシェア、Frax、ジェットカードのサービスエリアをアメリカ本土48州に拡大
エアシェアは、超中型機のボンバルディア チャレンジャー（写真）とエンブラエル フェノム 300 小型ジェット機の艦隊を運航しています。
エアシェアは、フラクショナル エアクラフトおよびジェット カード プログラムを米国本土全
域の顧客すべてに拡大しています。この動きは、同社がすでに全国的に提供している航空機
管理およびチャーター ソリューションを補完するものです。エアシェアは、エンブラエルフェ
ノム 300 およびボンバルディア チャレンジャー 350/3500 の航空機群を運用しています。
この拡張により、5年前に開始された同社の戦略計画が完成し、最近、米国中西部北部、南東
部、北東部などの新しい地域に進出しました。エアシェア社によると、最近、西海岸行きのフ
ライトが大幅に増加したため、同社は将来の拡張計画のタイミングを再検討することになった
とのことです。この変更により、エアシェア社は、米国本土48州のいずれかで出発または到着
するフライトに対して、再配置コストを請求しなくなります。
「全米の潜在的顧客にエアシェアのフラクショナル プログラムを提供できることを大変嬉しく
思います」とエアシェアの CEO ジョン オーウェンは述べています。「過去数年間、当社はフ
ラクショナル オーナーシップとジェット カードを全国で利用できるようにするための適切な
時期を慎重に分析してきました。この変更により、当社のフライトをご利用になるお客様の柔
軟性が高まり、フラクショナル フリート全体の運用効率が向上します。」
同社は昨年9月にウィールズ・アップの航空機管理事業を買収した後、従業員600人、航空機
150機に規模が倍増した。プライベートエクイティグループのコンパス・キャピタルも2ヶ月
前にエアシェアに戦略的な投資を行っています。
チャーター航空業界、スキルギャップを埋めるのに苦戦
9月10日、ロンドンのビギンヒル空港で開催されたエア・チャーター・エキスポ（ACE）では
新世代の業界専門家を教育し、より広い社会がプライベート航空についてバランスの取れた理
解を持つようにすることが、重要な課題であると指摘されました。ACEを主催するエア・チャ
ーター協会（ACA）のケビン・ダックスベリー会長は、環境問題に対する敵意が高まる中、
この輸送手段を守りつつ、この輸送手段が魅力的で利益のあるキャリアの選択肢であることを
業界は保証する必要があると語りました。
「環境問題は我々の仕事をさらに困難にしている」と同氏はイベントの会議セッションで語
りました。「贅沢な旅行に関する誤ったメッセージ（およびそれが気候に与える影響）が、こ
の業界の良い取り組みを曇らせている」
ダックスベリー氏はインタビューで、熟練した人材の採用と確保がチャーター部門の最大の課
題の一つだと語りました。また、航空機の整備用部品の入手性など供給面の課題も依然として
あると指摘しました。
こうした課題は非常に深刻であるため、ダックスベリー氏は、チャーター便の需要が最近弱ま
っていることが一部の運航会社にとって多少の救いになっていると示唆しました。英国を拠点
とするACAには現在、ビジネスおよびプライベートチャーター運航会社、商業航空会社、貨物
運航会社、および運航会社を支援する多くの会社を含む53カ国から450社の会員企業が参加
している。ACAは米国支部を率いる理事会を設立したばかりで、アジア太平洋地域でも同様の
措置を講じています。
エア チャーター エキスポでは、業界全体の従業員にチャーター オプションをよりよく理解す
る機会を与えることを目的とした「招待者のみ」ポリシーで 15 種類の航空機が展示されま
した。ACA はブローカー向けのトレーニングも提供しており、レベル 1 エントリー プログ
ラムは現在オンラインで利用可能で、アクセスが拡大されています。
今年、同協会は18歳から26歳までの若者に初期研修と会員企業で働く機会を与える新しいイ
ンターンシップ プログラムを導入しました。参加者は選択したトピックに関するプロジェクト
を完了し、その詳細は新しい従業員を探している会員と共有されます。
「私たちのメンバーは皆、人材に関する課題を抱えています」とダックベリー氏は言います。
「私たちは、雇用主が望むことと、将来の従業員が望むことのギャップを解消しようと努め
ています。」
欧州では、ACA はさまざまな規制上の矛盾にも対処しようとしているが、その多くは英国の
EU 離脱に起因する。たとえば、10 月に導入される予定の新たな乗客審査要件は、運航会社に
不安を与えています。
英国では、認可を受けた整備能力の不足が深刻化している。航空機や機器メーカーは、現在で
はより広く使用されている EASA の書類とは別に認可を取得しなければならないため、その
費用に躊躇しているからです。ダックスベリー氏はまた、チャーター便の乗客名簿の名前を出
発の 2 時間以内に変更できないという英国国境警備隊の新しい規則の例を挙げ、チャーター便
サービスの柔軟性をさらに損なっていると指摘した。
英国の新政権はEU諸国との関係改善を目指していると思われるため、ダックスベリー氏はACA
は政治環境を他者に委ねる傾向があると示唆しました。同氏のチームは、クロアチアの航空会
社が英国に出入りするためのブロック飛行許可を取得するのを手助けした最近の状況など、よ
り低レベルの問題の解決でより多くの成功を収めてきました。
まとめ
世界では、ますますチャータ便（ビジネスジェット）の需要が高まっており、それが今やタク
シーを呼ぶ感覚にもなっています。多くの人々は旅行をするのに一般的な航空会社を使います。
その方が安いからです。今から約50年前の1978年にアメリカで生まれたLCC（格安航空会社）
は、その低価格により多くの人々が航空会社を利用することができました。そして今日も多く
の人を運んでいます。今や飛行機に乗ることは特別ではなくなりました。電車や船舶、自動車
と同じ様に航空機は我々の生活の一部となったのです。一方で高額（？）なビジネスジェット
は、地球温暖化の主因とまで言われています。そのビジネスジェットは、需要が高まり供給が
追いついていない状況です。優秀な人材を確保するとともに利便性を重視しなければなりませ
ん。LCCもこの数十年で多くの企業が生まれ、同じ数の企業が姿を消しています。同じことが
ビジネスジェット業界にも起こっているのです。
今後はきめ細かなサービスができる、顧客のニーズに合った企業が生き残って行くでしょう。
はたして日本はこの波に乗れないままどこに行こうとしているのでしょうか？
それでは今日はこの辺で・・・
またお会いできる日を楽しみにしています。
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