アイコンA5をFAAが認定

飛行機

皆さんこんにちは!

水陸両用飛行機のLSA(Light Sports Aircraft:超軽量航空機)がFAAのお墨付きを

もらいました。これによりアメリカと提携を結んでいる国やそれ以外の国にも

販売することができるようになりました。

FAA がアイコン A5 水陸両用車を認定

アイコン A5 水陸両用飛行機

アイコンエアクラフト:A5

アイコンA5 水陸両用軽スポーツ航空機 (LSA) は、FAA の主要カテゴリーの認証を取得

しました。これにより、FAA と相互協定を結んでいる国での A5 の認証が容易になります。

これには、オーストラリア、ヨーロッパ、アジア、南米の国々が含まれます。

CEO のジェリー・マイヤー氏は「アイコン A5 の主要カテゴリーで FAA 型式認証を取得

したことは、アイコン チーム全体の献身と努力の証です」と述べています。「これによ

り、私たちは世界中で市場の可能性を拡大することができ、デザインの革新と卓越性に対

するアイコン エアクラフトの取り組みを強調することができます。アイコン A5 は、パフ

ォーマンス、安全性、多用途性の比類のない融合を提供しており、米国外での販売とマー

ケティングのプレゼンスを拡大するにつれて、新しい顧客や愛好家の想像力を魅了すると

確信しています。」

アイコンの A5 Certified Edition (CE) の価格は、基本モデルの価格が 439,000 ドル

(6400万円:1ドル=145円)で、オプションの LVL ボタンと G3X Touch ディスプレイ

を備えた Garmin 2 軸オートパイロットを追加すると、価格は 464,000 ドルになります。

アイコンによると、LSAバージョンとCEバージョンの仕様は同じで、アイコンは両方を生

産し、LSAは米国市場向け、CEは米国のLSA規制を認めていない国際市場向けになるとい

うことです。同社は 4 ~ 6 か月以内に FAA の生産認証を取得できる予定です。

アイコンA5

A5 仕様

席数:
2席


最大離陸重量:
1510 ポンド (686.4 kg)


有効荷重:
430 ポンド (195 kg) (推定)


手荷物 (最大):
60 ポンド (27.2 kg)


燃料:
91 オクタン価自動車または 100LL アビエーション


最高速度 (Vh):
95 KCAS (109 マイル/時) (176 キロ/時)


範囲:
427nm (45 分間の予備)


離陸距離 滑走
路 640 フィート / 水深 840 フィート


着陸距離
滑走路 590 フィート / 水面 700 フィート


エンジン:
Rotax 912 (100 馬力) *海抜ゼロメートルの標準条件において

 

 

オプションで自動操縦や様々な機能のアビオニクス(複合計器)が付けることが

できます。GPSによる航法(ナビゲーション)も可能となり、また異常姿勢からの

回復を自動操縦によってできるのです。

オプションで付けられるアビオニクス。飛行姿勢や地形など直接パイロットの視覚に飛び

込んでくる鮮やかなディスプレイになっています。

安全性

安全性については、万が一のために機体にパラシュートを装備しており、エンジン

故障時でもある程度の高度から無事に降下することができます。

訓練

やはり、いきなり水上に着陸することは困難でしょう。そこでアイコン社では機体購入に

あたって、飛行訓練を実施しています。経験によってプログラムが分れていて、フロリダ

州タンパまたはカリフォルニア州バカビルにあるアイコン フライト センターで、わずか

数日で水陸両用 A5 の操縦方法を学ぶことができます。

アビエイター ゾーンは、南フロリダにあります。すでに自分のアイコン A5 を購入してい

る学生パイロットを対象として、アビエイター ゾーンでは、プライベート 1 対 1 指導を

含む Part 61 または Part 141 トレーニング環境を提供します。アビエーター ゾーンは、

2021 年から 2022 年にかけて、航空機所有者およびパイロット協会 (AOPA) によって

南部地域のベスト フライト スクールとして認められました。

学生訓練の様子

翼を折り畳んで運搬

 

水陸両用トレーラーの購入に含まれているウィング サポート システムは、A5 をヨットの

デッキに固定したり、翼を折りたたんだ状態で長期保管したり、共有格納庫に保管したりす

るのにも最適です。

運搬用のトレーラー

まとめ

以前にこのブログでも1度紹介している、アイコンA5です。

日本のLSAの行方
皆さんこんにちは! 昨年末、LSA(Light Sports Aircraft)が軽量航空機として2点間での飛行が認められ たことから、やっと日本のLSA、いえ日本の航空業界の明るい未来が見えて来たのです。 LSA(Light Sports...

実は、日本のある企業がこのアイコンA5を所有しています。残念ながら、日本では

LSAが正式に認可されていないために現在飛行することは難しい状況です。日本は

島国で、周りを海に囲まれています。また、波の穏やかな瀬戸内海や琵琶湖などの

湖も多くあります。飛行環境は申し分ないと思います。

今後、早期に規制緩和が進みアイコンA5が飛行できることを願っています。

 

それでは今日はこの辺で・・・

またお会いできる日を楽しみにしています。

 

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