中東の航空会社がeVTOLのパイロットを養成

ドローン、空飛ぶ車

皆さんこんにちは!

いよいよ、eVTOL(エアタクシー)が現実化してきました。

中東(UAE)の第2の航空会社、エティハド航空がエアタクシー大手のアーチャー(米)の

パイロットを養成すると発表しました。これまでジョビー(米)などは、テストパイロット

による飛行試験を米空軍と共同で行ってきました。

エティハド航空は、初めて民間人のパイロット養成に着手するのです。

アーチャー、「アブダビでのeVTOLパイロット訓練業務のために」エティハド航空訓練と協力

アーチャー・アビエーションは今週、エティハド・トレーニング(ET)と覚書(MOU)

を締結したと発表し、アブダビでアラブ首長国連邦を飛行するミッドナイト航空機の

パイロット候補者を採用・訓練するパートナーシップの基礎を築くものだと報じました。

この覚書は、サウジアラビアのリヤドで開催された未来航空フォーラムの冒頭で明らか

にされ、そこでアーチャーは同国で初めてミッドナイトを展示しています。

アーチャーのCCO、ニヒル・ゴエル氏は、「当社の航空機を操縦するパイロットの訓練

は、アブダビおよびUAEの他の地域で活気ある都市航空モビリティ(UAM)ネットワー

クを確立するための取り組みにおいて極めて重要な部分です。エティハド・トレーニン

グは、この分野で提携する最高の組織です」とコメントしました。

同氏はさらに、「エティハド航空初のeVTOLパートナーとして、当社は慎重な採用プ

ロセスを開始し、地域内で商業運航のためにアーチャーズ・ミッドナイトを運航でき

る最高の資格を持つパイロットの訓練を開始する」と述べました。

エティハド・トレーニングの最高経営責任者(CEO)パオロ・ラ・カバ機長は、「私た

ちは、さまざまな世界的航空会社に就航するパイロットを採用し、訓練しています。

私たちは、早ければ来年にも、ここアブダビでミッドナイト航空機を操縦するファース

トクラス電気エアタクシーパイロットの採用と訓練を行う最初の eVTOL パートナーと

してアーチャーを選ぶことができてうれしく思っています。」

協力の一環として、アーチャーは、パイロット訓練能力の研究開発と必要な規制認定

のサポートのために、アブダビのセンターにETが収容しスタッフを配置するミッドナ

イト航空機シミュレーターを提供する予定です。

未来航空フォーラムで覚書に署名するパオロ・ラ・カヴァ機長とニキル・ゴエル

リリースには「エティハド・トレーニングは、アーチャー機の安全かつ効率的な運航を

支援するため、アラブ首長国連邦における適切なパイロット訓練要件を確立するため

にGCAAやその他の地方当局との連携を継続しながら、現地の指導と専門知識を提供す

る」と述べられています。

アーチャー・アビエーションは、アブダビとドバイ内のさまざまな組織と協力して、

地域全体での電動エアタクシー サービスの運営を加速しています。この最新の発表は

一般的なインフラストラクチャの開発におけるさらなるステップです。

まとめ

エティハド航空には、私も何度か訓練で訪れたことがあります。エミレーツのような

大規模な施設はありませんが、訓練所は整備されておりスマートな印象です。

また、パイロットや客室乗務員もいろんな国の人が集まっているので華やかな雰囲気

です。

同じくUAEのエアタクシーにはジョビーも参加しています。アブダビを拠点にする

エティハド航空と、ドバイを拠点にするエミレーツ航空。ライバル同士の戦いは

ここでも火花を散りそうですね。

それでは、同じくジョビーの支援を行っているANAはどうなのでしょうか?

日本の行政は口先ばかりで淋しい限りです。

 

それでは今日はこの辺で・・・

またお会いできる日を楽しみにしています。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました