皆さんこんにちは!
今日は、水上飛行機のお話です。TailWind(テイルウインド:追い風)
というアメリカのチャーターをやっている会社が、ニューヨークからワシントン
D.Cに水上飛行機を定期的に飛行させたという話題です。
TailWind
水上飛行機のオペレーターである Tailwind Air は、ワシントン DC への新しい
目的地を発表しました。利用者は、ニューヨーク スカイポート (NYS) からワシ
ントン DC のカレッジ パーク空港まで直行便で 80 ~ 90 分で行けることにな
ります。通常、ニューヨークからボストンまで高速鉄道で4時間20分、航空機
を使えば待ち時間を入れて3時間20分かかります。それを半分以下の90分で
行けることになります。当然待ち時間も含めてです。ニューヨーク~ボストンは
約370km離れています。東京~大阪が直線距離で400kmですのでほぼ
同じくらいですね。
また、Tailwind は、ボストン ハーバーのファン ピア マリーナからワシントン
DC のカレッジ パーク空港へのワンストップ フライトも提供します。
定期便は 9 月に開始され、水上または空港に着陸できる 2 人の経験豊富なパイ
ロットでセスナ グランド キャラバンによって運航されます。
Tailwind Air の CEO 兼共同創設者である Alan Ram 氏は、次のように述べて
います。
「この新しい DC サービスは、マンハッタンとボストン ハーバー間の既存のサー
ビスと、ハンプトンズとプロビンスタウンの数多くの夏の目的地を補完します。
チェックインの締め切りは出発のわずか 10 分前であり、チェックイン、セキュ
リティ、空港の混雑、運転時間の遅延などの不確実性が解消されます。」
テイルウィンド エアは、マンハッタンとボストン ハーバーの両方で有人ラウンジ
を運営しています。一方、カレッジ パークでは、旅行者は専用の待合室、Wi-Fi、
軽食、歴史的な飛行場の素晴らしい景色を望む屋外テラスにアクセスできます。
北米の五大湖を離発着場として利用します。
各ターミナルから離発着場へは船で移動します。
機体はセスナ208キャラバンという水上飛行機です。
ワシントンD.Cとボストン間の年間パス(1年間乗り放題)は795ドル(約
12万円)のところ、期間限定のキャンペーンで295ドル(4万5千円)です。
1ヶ月の定期代として使っても3500円程度です。
日本の海上交通
東京都は17日、通勤に船を活用する実証実験を始めました。期間は11月4日までで
平日の朝と夕方の時間帯に往復3~5便ほどを運航します。利用には事前予約が必要
ですが、空席があれば当日でも乗船できます。利用状況や採算性などを確認し、
事業化に向けた検討を進める予定です。
初日は小池百合子知事が朝潮運河(中央区)からJR浜松町駅に近い日の出(港区)
まで約15分の乗船を体験しました。小池氏は「船を活用することで新しいライフ
スタイルやまちづくりといった可能性が広がる」と述べています。
運航ルートは日本橋(中央区)や両国(墨田区)、豊洲ぐるり公園(江東区)など
から日の出までをつなぐ5つのルートと、天王洲(品川区)と五反田(同)をつなぐ
ルートを設けています。
運賃は片道500円で、天王洲―五反田ルートは片道200円。夕方限定の天王洲から
日の出を経由し一之江(江戸川区)までを結ぶ2時間半のルートは片道1000円に
なります。(記事は日本経済新聞より参照)
少し早起きすれば、満員電車に乗らなくて済みます。また、天気が良ければ
船のからの景色も最高ですね。
まとめ
海や川を利用した交通網はとても便利です。人間は昔から、荷物や人を運ぶのに
海や川を利用した水上交通を発達させてきました。それは、水上飛行機にとっても
同じことです。着陸の難しさや、波などの気象条件に左右されやすいですが、私も
ぜひ操縦してみたいです。
それでは今日はこの辺で・・・
またお会いできる日を楽しみにしています。
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