ブラジルの活躍

ドローン、空飛ぶ車

皆さんこんにちは!

サッカーワールドカップ、ブラジル代表は本当に残念でしたね。

しかし、空飛ぶクルマの活動は元気ですよ!

今日は、ブラジルのニュースを観てみましょう。

ブラジルのスタートアップ FLYBIS が 40 機の EVE EVTOL 航空機を注文

ブラジルのエア タクシーのスタートアップである FlyBIS は今週、Eve Air Mobility

の 4 人乗り eVTOL 航空機のフリートを確立する計画を確認しました。

12月8日に署名された基本合意書の下で、同社はEvaが認定を取得し、2026 年に

サービスを開始する準備ができていることを目指している全電気自動車を最大 40 台

購入することに同意しました。

カシアス ド スルに拠点を置く FlyBIS は、まずブラジルで都市型エア モビリティ

ネットワークを構築する計画を立てています。eVTOLの運用が開始されたら、

同社はエアタクシーサービスを近隣諸国に拡大することを目指しています。 

Eve の共同 CEO である Andre Stein は次のように述べています。「この地域には

eVTOL運用の恩恵を受ける交通量の多い観光地がいくつかあり、世界中のさまざま

な地域で都市型エアモビリティ市場を育成するという私たちの取り組みが強化されます。」

FlyBIS からの新しい契約により、Eve は現在、約 20 の見込み顧客から最大 2,770機の

eVTOL航空機(約80億ドルの価値)の受注残を抱えています。

Eve の注文書には、ユナイテッド航空や、ブラジルのプライベート チャーター オペレー

ターで分割所有グループのAvanttoが含まれています。Eve は、2026 年に顧客への航空機

の納入を開始する予定であると述べています。公開会社は、依然としてブラジルの航空宇宙

グループ Embraer が過半数を所有しています。

EvaのeVTOLは、最大 100 キロメートル (62 マイル) の短い旅行で 4 人の乗客を運ぶよう

に設計された、完全電動の有人航空機です。最終的に、メーカーは完全自動運転に切り替え

ることを目指しています。これにより、座席が解放され、5 人の乗客が航空機で飛行できる

ようになります。

An artist's rendering of an Eve eVTOL aircraft with a FlyBIS logo flying over Brazil.

ブラジルの新興企業がハイブリッド電気貨物ドローンのファミリーを孵化

バッテリーのエネルギー密度は、適切な距離を運ぶことができる電気航空機を作成したい

設計者にとって依然として問題ですが、Tupan Aircraft のチームは、合理的な解決策

になる航空機を開発しました。Tupan の高速垂直離着陸 (HSVTOL) ドローン ファミリは、

電気推進と小型の Jet-A 燃料タービン エンジンを組み合わせて、コンパクトで機能的な

パッケージで速度、ペイロード容量、および冗長性を提供します。

Tupan は、推進システムの設計、飛行試験、空気力学、および自律飛行で長年の経験を

持つブラジルのエンジニアのグループによって設立された新興企業です。サンパウロ近郊

のジャカレイに本拠を置く同社は、サン ジョゼ ド カンポスのターボマシンと協力して、

Tupan-1000、-2000、および -3000 車両の設計の鍵となる小型タービン エンジンの

開発に取り組んでいます。

Tupan の CEO である Alberto Pereira は、Turbomachine を設立して Petrobas 向けの

小型固定ターボ発電機を開発し、その後 1 MW のタービン エンジンを共同開発し、その

後、ブラジル陸軍の MTC300 巡航ミサイル用の TJ1000 ターボジェット エンジンを

開発しました。

重量わずか 16 kg (35 ポンド) のトゥパンのターボファン エンジンは、2.5:1 のバイパス

比で 180 kg の推力を発揮します。低騒音レベルが重要な目標であるこのエンジンは、

軸流ファン、遠心圧縮機、および 2 段タービンを備えており、すべて Fadec で制御され

ています。

Tupanは、平らな胴体の各コーナーにある短い翼に 4 つのタービン エンジンを搭載した

構成になっています。各エンジンは、垂直または水平位置に回転できます。Jet-Aは胴体

のタンクに格納されています。最大のTupanは、最大 600 kg を運ぶことができ、

時速 850 km (528 mph) で飛行し、最大航続距離は 1,200 km (746 マイル) です。

「私たちは、高速 VTOL 飛行の課題を克服しようとしています」とペレイラは言いました。

カーボンファイバーの胴体には、ターボファン エンジンを補う垂直揚力を提供する 4 つ

の電気モーター/ダクテッド ファン推進ユニット用のバッテリーも含まれています。

ペレイラ氏によると、この設計により、4 つのエンジンすべてが故障した場合でも、

電力を使用して安全に着陸できるようになります。両方のタイプのパワープラントを

持つことの利点は、電気モーターがターボファンよりもはるかに速く電力需要に応答

するため、特定の操作に対して組み合わせがより柔軟になることです。

電気推進のためのバッテリー電力に加えて、タービンエンジンは発電機を駆動してバッテ

リーシステムを補充します。各エンジンは、1 つのモーターとそれに対応するバッテリー

に電力を供給できますが、一度にすべてのモーターに電力を供給することはできません。

Tupan はこれまでに、電動のラジコン モデルである Tupan-RC 300 を飛ばしており、

5 メートルのバージョンも製作中です。RC 300 は 2.5 kg のペイロードを 150 km/h

の速度で最大 30 km 運ぶことができますが、Tupan-1000 は 140 kg を運ぶことが

できます。Tupan-2000 の場合は 280 kg。Tupan-3000の場合は600 kgです。

現時点では、Tupan 航空機は貨物を運ぶように設計されており、その他の無人用途

(消防、農業散布、軍事など) 向けに設計されていますが、最終的には乗客を運ぶ車両

を開発する予定です。

この設計はある程度モジュール化されており、タービン エンジンが不要な用途では

ターボファン エンジンを電気推進器に置き換えることができると述べています。

この例としては、短距離で重いペイロードの飛行が標準となっている農業用散布が挙げ

られます。

Tupan Aircraft is developing a family of hybrid-electric cargo drones.

TUPAN  1000モデル

ブラジル国旗

ブラジルの国旗は緑、黄色、青、白の4色を合わせたカラフルなデザイン。国民に親し

まれているので、この色の組み合わせはブラジルの象徴として様々な商品に利用されて

います(サンダル、洋服など)。

それぞれの色には意味があり、緑はブラジルの森林、黄色は金・鉱物資源、白は平和、

そして青はブラジルの空。真ん中のポルトガル語はORDEM E PROGRESSO「秩序と進歩」

という意味で、その周りの星はそれぞれブラジルの州を表しています。

 

それでは今日はこの辺で・・・
またお会いできる日を楽しみにしています。

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