中国の自動車メーカーが地上走行できる空飛ぶクルマを発表

ドローン、空飛ぶ車

皆さんこんにちは!

何かと話題の絶えない中国。今回は、中国の国有自動車メーカー、広州汽車集団(GAC)

が発表しました空飛ぶクルマを紹介します。

広州汽車集団(GAC)

道路を走行できる空飛ぶ自動車を発表

中国の国有自動車メーカー、広州汽車集団(GAC)は6月末、路上でも走行できる空飛ぶ

自動車のコンセプトを発表し、未来の交通手段を現代の現実にするために研究開発を推進

している多くの企業の1つです。

GOVEと名付けられたこの1人乗りは、6組のローターブレードを備えた旅客用ドローンと、

道路を走行するための4輪シャーシを組み合わせたものである。ドローンとシャーシは飛

行前に分離します。

同社は6月26日、乗客を乗せて飛行する車両を公開しました。充電式シャーシは遠隔操作

も可能で、ユーザー間で広く共有することを想定しています。車の名前は、GAC の移動可

能な垂直飛行電気自動車を指す頭字語を取って「GOVE」です。

26日に開催された広州汽車科学技術デー2023で、広州汽車集団の空飛ぶ車「GOVE」

中国では写真撮影や農業のためのドローンの使用が増加しているにもかかわらず、同国では

旅客使用に関する規制がまだ整備されていません。エアバスなどは過去に、自動車のシャー

シから分離した空飛ぶ自動車のコンセプトを発表しています。中国では、電気自動車の新興

企業Xpengも旅客用ドローンを開発している企業です。

GACは、広州、深セン、香港、マカオなどの主要都市が海と広大なデルタ地帯の近くに集ま

っている中国南部での空飛ぶ自動車の需要を予想しているみたいです。

同社は空飛ぶクルマのほかに、中国の普通自動車市場内で激化する競争に対抗するための最

先端技術の開発を加速することも目指しています。同社は月曜日、水素エンジンと電力を利

用するハイブリッド車を発表。アンモニアで動くエンジンの研究も行っています。

歴史

1955年、自動車部品の製造とメンテナンス作業に特化した企業として設立。

1985年、プジョーをパートナーとして広州プジョー自動車会社 (中国語簡体字:广州标致

汽车公司、英語:Guangzhou Peugeot Automobile Company、略称:GPAC)を設立して

1997年まで協力関係が続きました。

2005年、広州汽車工業集団と合資会社の持ち株会社になりました。

2008年、同社100%出資により、製造・販売を目的とする子会社『広州汽車集団乗用車有

限公司』を設立。

2010年、広州汽車集団乗用車有限公司がアルファロメオの一部フォルムを応用、初の自社

ブランド「トランプチ (传祺、Trumpchi)」を立ち上げました。 同年に香港証券取引所で

2012年には上海証券取引上に上場をしました。

2018年1月、デトロイトモーターショーにて北米市場へ2019年に参入すると発表。しかし

北米市場へ参入の際に自社ブランドである「Trumpchi (トランプチ)」が当時のアメリカ

画集国大統領である「Donald Trump (ドナルド・トランプ)」に酷似しているという政

治的問題を理由にブランド名を変更することを決定しました。また同年8月、モスクワモー

ターショーにてロシア市場へ2019年に参入すると発表。そして同年10月、パリモーターシ

ョーにて欧州市場へ参入すると発表しました

同年12月、上海汽車集団と5年間に及ぶ包括的な提携を発表、コア技術の開発支援や産業チ

ェーンの共有化、新規事業並びに海外市場の開拓などの相互支援を公表しました

2022年10月26日、車載電池を手がける因湃電池科技を設立

航続距離1000キロ超のEV発売

広州汽車集団は2022年1月5日、1回の充電による航続距離が1000キロメートルを超える

電気自動車(EV)を発売しました。量産車で「世界最長」の航続距離です。消費者がEVに

対して抱く距離への不安を軽減できるとアピールし販売拡大を目指します。

5日から独自ブランド「AION」で多目的スポーツ車(SUV)の新車種「LX Plus」の販売を

始めました。航続距離が中国独自のCLTC基準で1008キロとなる最上級車の価格は45万9600

元(約840万円)。独自に開発した「スポンジシリコン」と呼ぶ材料の技術で電池のエネル

ギー密度を高めたといいます。

中国では広州汽車のほかにも航続距離の長さにこだわったEVが相次いで登場しています。

新興EVメーカーの上海蔚来汽車(NIO)も航続距離が1000キロ(CLTC基準)の「ET7」

の受注を進めており、3月下旬から引き渡しを始めました。

まとめ

しかしながら、中国のEV自動車は今年に入ってから売れなくなっています。

その理由は、低価格で販売した中国のミニEV(価格は日本円で50万円ほど)が2021年

22年と爆発的に売れたのですが、エアバックがなかったり、充電に時間がかかりすぎる

などの不具合が明らかになってきました。中国お得意の「安かろう、悪かろう」なのです。

この空飛ぶクルマが起死回生になるのでしょうか?何と言っても安全第一です!

 

それでは今日はこの辺で・・・

またお会いできる日を楽しみにしています。

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