立秋

お天気

皆さんこんにちは!

今日、8月7日は立秋です。そうです、暦の上では今日から秋です。

立秋

今日は二十四節気のうちの立秋です。今日が、暑さのピーク。明日から秋分の日

までは残暑になります。ですので、明日から書く手紙は、残暑見舞いになります。

とはいえ、まだまだ夏本番って感じですね。

立秋は、大暑から数えて15日目です。今年の大暑は7月23日でしたね。

この2週間は、前半は猛暑と後半は大雨でした。

立秋からお盆にかけて、様々なお祭りが開催されます。その中でも東北三大祭りを

見ていきましょう。

東北三大祭り

東北三大祭りと言えば、青森のねぶた祭秋田の竿灯祭り仙台の七夕祭りです。

青森ねぶた祭

2019年 受賞作品より

2022年は、8月2日から8月7日まで行われています。青森ねぶた祭と並んで

弘前ねぷた祭りも今日まで開催されています。弘前ねぷた祭りは、山車が扇型をして

おり、子供たちがねぷたを引っ張ります。一方、青森ねぶた祭は人形型の山車です。

ハネト(跳人)と呼ばれる人たちが、周りで掛け声をかけて祭りを盛り上げます。

掛け声は、『ラッセラー、ラッセラー』です。

ねぶたの起源

ねぶたの起源は、七夕様の灯籠流しの変型したものであろうと言われています。享保

年間の頃に弘前のねぷた祭りをまねて、灯籠を持ち歩いたと言われています。明治以

降、人形型になり、戦後今のような巨大な形になりました。

なぜねぶたと言うのか?

なぜねぶたというのかと言えば、農作業の妨げとなる眠気を送り出す習俗『眠り流し

眠りねぶたになったと言われています。方言で、眠たいのことをねぶたいと言いま

す。ねぶたとねぷたの違いは地方によっての言い回しだけで同じ意味です。

ラッセの意味

ハネトのラッセ(ラー)は、『(酒またはロウソクを)いっぱい(一杯)出せ』がなま

って、『イッペラッセ』となり、『ラッセ』になったと言われています。

青森港の花火大会

本日7日は、青森港で花火大会が午後7時15分から始まります。個人でもお金を払え

ば花火を打ち上げることができます。親しい人への感謝の言葉やプロポーズの言葉など

を打ち上げる前にアナウンスしてくれます。

秋田竿灯祭り

提灯の町紋

今年は8月3日から8月6日まで開催されました。真夏の病魔や邪気を祓い清めるねぶ

り流しが原型だと言われています。稲穂に見立てた竿燈(かんとう)には米俵を模した

提灯(ちょうちん)が吊されています。大きいものでながさ12m、重さ50kgにも

なる竿を軽々と持ち上げ、技を競い合います。

その提灯には、町内の象徴、風雅、長寿、祝福、子宝、豊作を意味する縁起物が描かれ

ています。また、提灯の明かりに使用されているロウソクは安産のお守りとしても知ら

れています。ロウソクの長さが短ければ短いほど、お産の時間が短くなり安産に御利益

があると言い伝えられています。

仙台七夕祭り

仙台七夕祭り協賛会 HP 写真集より

仙台七夕祭りは、8月6日から8月8日まで仙台で開催されています。仙台市の商店街

に吊り下げられているいくつもの巨大な七夕飾りは圧巻です。

仙台七夕祭りは、伊達政宗港の時代から続いている伝統行事です。特徴と言えば、豪華

絢爛な笹飾りです。各商店街では、長さ10m以上の巨大な竹を山から切り出して、飾

り付けの準備を数ヶ月前から行います。費用は数十万から数百万するとも言われていま

す。この七夕飾りには七つ飾りと呼ばれるものがあります。それぞれに意味が込められ

ています。

① 短冊(たんざく):学問や書道の上達

② 紙衣(かみごろも):病気や災難の厄除け、裁縫の上達

③ 折鶴(おりづる):家内安全と健康長寿

④ 巾着(きんちゃく):商売繁盛

⑤ 投網(とあみ):豊漁と豊作

⑥ 屑籠(くずかご):清潔と倹約

⑦ 吹き流し(ふきながし):織り姫の織り糸と言われ、手芸や機織りの上達

これら七つの願いが込められた飾りを見つけてみるのもいいかもしれませんね。

夏の花火前線

夏になると祭りと同じように、各地で花火大会が行われます。今年はコロナの影響で

中止になったところも多いかと思います。

例年ですと、7月の中頃から8月の終わりまで日本各地で花火大会が行われます。

その花火大会は、北から徐々に南に降りてきます。はじめは北海道、東北地方から、

次に関東、静岡、名古屋、大阪・・・四国、九州へと移動するのです。ピークは

お盆の頃です。夜の7時から9時くらいにかけてあちらこちらで花火の華(はな)が

咲きます。花火は上から見るとまん丸です。いや~、日本の夏の風物詩ですね。

まとめ

今年もコロナの影響で、お祭りや盆踊り、花火大会が中止になったところが多いです。

今回行われる、東北三大祭りは三年ぶりの開催となります。それぞれ、感染対策を十

分にとっており、観客の人数も制限して行っています。来年こそは以前のようにお祭り

や花火を楽しめると良いですね。

 

それでは今日はこの辺で・・・

またお会いできる日を楽しみにしています。

 

 

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