厚木基地

皆さんこんにちは！

先日、梅雨の晴れ間の良い天気の日に、厚木基地の南側に位置する『大和ゆとりの森』に

遊びに行ってきました。ちょうど、滑走路の南端にある大きな公園で、離着陸する飛行機が

間近で見ることができます。航空ファンにとっては絶好のポイントです。

今日は、その厚木基地をご紹介します。

厚木基地
大和ゆとりの森　総合公園
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厚木（あつぎ）基地（厚木海軍飛行場）は神奈川県綾瀬市と大和（やまと）市にまたがる

軍用の飛行場です。現在は、アメリカ軍と海上自衛隊が共同で使用している軍事基地です。

名前の由来

『厚木』という名前の由来は諸説あります。

軍用基地は通常、その土地の名前からつけるのが一般的です。

一つの説に、地名の『大和』は当時（太平洋戦争時）の戦艦大和では海軍飛行場の名前には

ふさわしくないとして、近隣の地名で大山街道の宿場として比較的名の通った『愛甲郡厚木町』

から名前をとったというのがあります。しかしながら、後に海軍は奈良県で『大和航空基地』

（柳本飛行場）をつけていますので、この説の信憑性は低いと思われます。

いずれにせよ、地名の厚木町からとったという説が有力です。

歴史、変遷

厚木基地は、帝国海軍が帝都防衛の拠点として、１９３８年（昭和１３年）に着工し

１９４２年（昭和１７年）に完成しました。

終戦後、アメリカ軍の飛行場として運用されることとなりました。あのマッカーサーが

降り立った飛行場です。

１９４５年（昭和２０年８月３０日、マッカーサー元帥が厚木飛行場に降り立つ

ベトナム戦争後の１９７１年（昭和４６年）に海上自衛隊が使用を始めました。そして、

１９７３年（昭和４８年）にアメリカ海軍第七艦隊のミッドウエィの戦闘機が厚木基地に駐留

するようになりました。

アメリカ海軍第七艦隊の空母ミッドウエィ

厚木基地に配備されている部隊

　海上自衛隊

　　第４航空群、第３航空隊

第３航空隊は、第４航空群直轄の航空機を運用する部隊として、日本周辺海域の海上防衛を主任務とする第一線部隊です。
昭和３６年に新編された『旧第３航空隊』及び、昭和５８年Ｐ－３Ｃ部隊として新編された『第６航空隊』を母体として、平成２０年３月の体制移行に伴い統合されたました。平成２７年３月、いちはやくＰ－１哨戒機が配備され、平成２９年８月２９日それまで所属していたＰ－３Ｃが装備替えとなり、運用機がすべてＰ－１に移行されました。

　　第5１航空隊

第５１航空隊は航空集団の直轄部隊であり、海上自衛隊の使用する航空機の運用に関する調査研究・開発及び航空機・航空基地用機器の性能・用法に関する試験並びに航空部隊に対する訓練指導等、主として海上自衛隊航空部隊の術力を向上させることを任務としています。昭和３８年に新編され、第４航空群直轄部隊となりましたが、昭和４４年７月航空集団に編入されました。

要するに、海上自衛隊の実験開発航空隊です。テストパイロットを養成する部隊でもあります。

現在は、ＰＣ－３，Ｐ－１，ＳＨ－６０Ｋ／Ｊが配備されています。

SH-60J　SEA HAWK（シーホーク）

　　第６１航空隊

第６１航空隊は航空集団直轄部隊のひとつであり、Ｃ－１３０Ｒ及びＬＣ－９０を運用し、硫黄島や南鳥島、日本全国への人員・物資の輸送を行っています。また、海上自衛隊の広報活動の一環として各地での航空機展示・体験搭乗を行っています。海上自衛隊唯一の航空輸送部隊として昭和４６年１２月、下総航空基地（千葉県）で新編され、同日厚木航空基地へ部隊移動しました。平成２６年１２月それまで活躍していたＹＳ－１１Ｍが引退し、その任務をＣ－１３０Ｒへ引継ぎました。

アメリカ軍

　　第七艦隊、第５１ヘリコプター海洋打撃飛行隊

第51ヘリコプター海洋打撃飛行隊（だい51ヘリコプターかいようだげきひこうたい、略称：HSM-51）は、アメリカ海軍太平洋艦隊ヘリコプター海洋打撃航空団隷下のヘリコプター部隊。愛称はウォーローズ。1991年10月3日に第51軽ヘリコプター対潜飛行隊（略称：HSL-51）として編成され、2013年3月7日に第51ヘリコプター海洋打撃飛行隊へ改編され日本日本の神奈川県厚木航空施設に所在し、第７艦隊の艦艇に艦載ヘリコプター戦力を提供ヘリコプターヘリコプターとしてMH-60Rを運用する。なお、遠征飛行隊に指定されており、必要に応じて遠征部隊に組み込まれる。