ホンダジェット初の墜落事故

飛行機

皆さんこんにちは!

日本のHONDAが開発したホンダジェットが離陸直後に墜落し、死傷者が出ました。

ホンダジェット初の航空事故

11月5日火曜日の午後4時40分頃、アリゾナ州メサのファルコンフィールド(KFFZ)から離

陸中のホンダ航空機のホンダジェットN57HPが墜落し、操縦士が重傷を負い、乗客4名と地

上の車両に乗っていた1名が死亡しました。

FAAの予備事故報告書によりますと、「(同機は)離​​陸時に原因不明の状況下で墜落し、空港

敷地外で車両に衝突し、墜落後に火災が発生した」とのことです。ホンダジェットはメサのア

イスマン・ホールディングスに登録されており、報道によるとKFFZに拠点を置いていたという。

事故発生当時、天候や視界は関係なかったようです。風は穏やかで、空は晴れていました。

ADS-B Exchange が記録したデータによると、ホンダジェットは滑走路 22L の 5,100 フ

ィート地点で、滑走路端から約 1,300 フィートの D3 誘導路の直前で対地速度 133 ノット

まで加速し、その後滑走路端で 103 ノットまで減速しました。最後のデータ ポイントでは、

境界フェンスを越える前の速度が 71 ノットでした。グリーンフィールド ロードで車両に衝

突した後、ホンダジェットは炎上しました。

NTSBは、ホンダジェット機の事故で死亡者が出た初めての事故であるこの事故について調査

を行っています。

ホンダ エアクラフト社は、次のような声明を発表しました。「ホンダ エアクラフト カンパニ

ーは、2024年11月5日にアリゾナ州メサ近郊のファルコンフィールドで顧客が操縦する航空

機が巻き込まれた悲惨な事故を認識しています。当社はこの事件に深い悲しみを覚えてお

り、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。」

「ホンダ エアクラフト カンパニーでは、安全を最優先に考えております。当社は、事故の状

況に関する継続中の調査に、国家運輸安全委員会(NTSB)の一員として全面的に協力してま

いります。ホンダ エアクラフト カンパニーは、この事故で犠牲になった方々に心からお悔

やみ申し上げます。」と述べました。

Falcon Field Airport plane crash

ホンダジェット初の死亡事故

墜落したホンダジェットN57HP

ADS-B Exchangeデータ、ホンダジェットがファルコンフィールドで離陸を拒否したことを示す

離陸直後、何らかの理由で速度が急激に減少

Hondaは、1986年からジェットエンジンの研究・開発を開始。2013年には小型ターボファ

ンエンジン「HF120」が、米国連邦航空局(FAA)の型式認定を取得。そしてスタートから29年

後の2015年、ビジネスジェット機 「ホンダジェット」がデビューしました。コンパクトで軽

量な機体ながら、十分な広さと優れた乗り心地を実現した「ホンダジェット」は、小型ビジネ

スジェットを革新する存在です。

パイロット2名、乗客5名搭乗できます。翼の上にエンジンを載せた形がユニークな航空機です。

この発想のおかげで客室が広く、騒音も軽減できるのです。

水曜日の朝、メサ警察は墜落事故で死亡した乗客4人の名前を公表しました。

死亡者は43歳のスペンサー・リンダール、48歳のラスティン・ランドール、44歳のドリュ

ー・キンボール、12歳のグラハム・キンボールと特定されました。衝突され死亡した車の運転

手の身元は判っていません。

亡くなられた方にはご冥福をお祈りします。現在唯一生き残ったパイロットも大やけどを

負って入院中です。早期の事故究明が求められます。

 

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