ドローンレース

ドローン、空飛ぶ車

皆さんこんにちは!

今日は、ドローンレースについてお話しします。

ドローンレースと聞いて、皆さんは何を想像されますか?

小さなドローンが、小さなゲートを猛スピードで飛んでいるところですよね。

子供から大人まで楽しめるスポーツなんです。

ドローンレース

ドローンレースとは、21世紀を代表するテクノロジー型のスポーツ、E-Sports

(Electronic Sports)です。その中でも、世界で最も人気が高いのが、FPVレーシング

と言うカテゴリーです。2014年の始まりからわずか4年で、世界の約80カ国、

推定20万人以上のドローンレーサーが世界各地でのレースに参戦し、高額賞金を獲得して

いるのです。

必要となる操縦技術は、機体本来の性能を最大限引き出すために、センシング機能を

あえて使いません。具体的には、飛行を安定させるためのGPSや超音波気圧センサー

などです。そのため、飛行制御がとても難しいのです。

FPV (First Person View)

ドローンレーサーはヘッドマウントディスプレイを着用し、最高時速150kmのスピードで

約500gのドローンの先端に突いたカメラから送られてくるリアルタイム映像を見ながら

まるで自分が空を飛んでいる感覚で操縦します。

空から目線のドローンレース、世界王者は16歳の英少年 写真10枚 国際ニュース:AFPBB News

過去の大会

2018年に中国広東省、深圳(しんせん)で過去最大規模のドロンレースが行われました。

世界34カ国の各国の代表チーム127名が集まり、腕を競い合いました。

日本からも5人選抜されチームを結成。その中のひとりに、女性パイロットの草分け的な

存在の白石麻衣さんも参戦しました。

優勝したのは、オーストラリアの15歳の少年でした。

賞金総額は2400ドル、約3000万円(当時のレート)、その時の優勝賞金は

280万円でした。

2016年にドバイで行われた賞金総額1億円の『World Drone Prix』!

これも優勝したのは15歳の少年でした。賞金2800万円を獲得しました。

大会運営組織
FAI 国際航空連盟

FAI公認のワールドカップは、2016年に9大会、2017年に16大会、

2018年に25大会、2019年には23大会行われましたが、2020年、2021年

はコロナの影響で中止となりました。

2022年は7月7日から12日にかけて、アメリカ、アラバマ州で3年ぶりとなる大会が

開催されています。また、来週の15日、16日にお隣、韓国で開催予定です。

2022年は合計で7大会が予定されています。

ドローンチャンピオンズリーグ

ヨーロッパ最高峰のドローンリーグで、2016年のオーストラリアの大会を皮切りに

世界5カ国で開催しています。

日本のプロチームRAIDENも参戦しており、2018年のスペイン、マドリード大会で

3位入賞を果たしました。そして、なんと2021年には、優勝したのです!

ドローンレース日本チーム『RAIDEN RACING』が世界一位に!七ヵ国のプロチームが集う、『ドローンチャンピオンズリーグ』で偉業達成
DRONE SPORTS株式会社のプレスリリース(2021年12月1日 17時16分)ドローンレース日本チーム『RAIDEN RACING』が世界一位に!七ヵ国のプロチームが集う、『ドローンチャンピオンズリーグ』で偉業達成
その他

小規模ではありますが、中国国内で2017年に立ち上げられたX-FLYやDrone GPが

あります。

日本国内レース
一般社団法人日本ドローンレース協会(JDRA)

JDRA主催のレースが、全国各地で行われています。

全国ドローンレース選手権、マイクロドローンレース(手のひらサイズのドローン)

ミッションコンプリート型レース:『NINJA DRONE 忍び』などがあります。

日本ドローン協会 (JDA)

JDA主催のレースで、2018年、国際ドローンレース協会公認の世界大会が、猪苗代

で行われました。

一般社団法人ジャパンドローンリーグ

2016年に設立したドローン関連イベントをを運営している法人です。

ドローンレースの種類
マイクロドローンレース

およそ30g~50gの手のひらサイズのドローンを使用し、主に室内で行われます。

場所を選ばず、子供から大人まで楽しめます。

目視ドローンレース

地上から直接ドローンを確認しながら操作します。安価で資格のいらない小型のドローンを

使用するため初心者向きです。

FPVドローンレース

FPVゴーグルを装着し、機体から送られてくるカメラ画像を見ながら操縦します。

上級者向けで、日本ではアマチュア無線4級の資格が必要です。

レースで使える機体

ドローンレースでは、現在ルールの統一がされていないために、大会やレースごとに

必要な機材、機体はバラバラです。

代表的なのは

Holy Stone レースドローン 2.4GHz

全備重量69.5gで、最高速度は50km/h、手のひらサイズの本格的なレーシングドローン

ハイテックエックスケー  2.4GHz

機体重量は37gと超軽量

 

これからドローンレースを始めたいという方は

機体や装備品などわからないことだらけですよね。

私が面白いと思ったのは、この人のブログです。

ドロ沼くんのマイクロドローンFPV入門

「はじめに」の記事一覧
ドロ沼くんの⌘マイクロドローンFPV入門の「はじめに」についての投稿一覧です。

初心者向けに書かれていてとても楽しいです。

 

次回は、ドローンレーサーに必要なものを考えています。

なぜ、10代の若者が優勝できるのか?

どんな能力が必要なのか?他のスポーツも参考にしながら書いてみたいと思います。

 

それでは今日はこの辺で・・・

またお会いできる日を楽しみにしています。

 

 

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