皆さんこんにちは!
今日は、Terrafugia(テラフージア)とうい、本当に空飛ぶクルマを
開発している会社を紹介します。
Terrafugia(テラフージア)
テラフージアは、2006年に創業したアメリカの企業です。2017年に、中国
吉利汽車やボルボ(スウェーデン)、ロータス(イギリス)を傘下に収める中国浙
江控服集団に買収されました。
トランジション
2021年2月にトランジションといういわゆる空飛ぶクルマが、FAA(米国連
邦航空局)からLSA(軽スポーツ航空機)の耐空証明書を発行されました。
このトランジションは、2人乗りの航空機と自動車を組み合わせたもので、FAA
とNHTSA(米国運輸省道路交通安全局)の安全基準を満たすように設計されて
います。2022年には道路上を走れるようにデザインを進化させていきます。
トランジションは、100馬力の燃料噴射式エンジン「Rotax 912iS Sport」を搭載し
ており、オーバーホールまで合計2,000時間の稼働が可能です。飛行速度は160 km/h
で、プレミアムガソリンまたは100LLの航空燃料を使用。標準装備として、Dynon
Skyviewアビオニクスパッケージ、BRSパラシュート、4輪油圧ディスクブレーキ、
高剛性のカーボンファイバー製ケージ、1台分の車庫に収納可能な折りたたみ式の翼
などを備えています。
シーカー UAV
2021年9月7日にラスベガスで開催されたコマーシャル UAV エキスポで
シーカーという無人航空機を発表しました。
シーカーは、バッテリーの交換無しで3時間以上の飛行が可能なUAV(無人航空機)
です。時速は60マイル(97km/h)、翼幅は約4.6m、ペイロードは4.5
kgとなっています。
シーカー の革新的な空力設計には、強力でありながら静かな電気モーターが含まれて
おり、地上でわずか 40 デシベルの騒音特性を実現し、対地高度 500 フィートで
ほぼ無音にします。UAV は、セキュリティ、電力線パトロール、騒音に敏感な環境
での任務に理想的な航空機であり、操作が迅速かつ静かに完了することを保証します。
シーカー の大きなペイロード搭載能力は、検査用の 30 倍光学ズーム EO/IR カメラ、
地形マッピングおよび 3D モデリング用の 120 メガピクセルの高解像度カメラ、6
バンド マルチスペクトル精密農業分析用に設計されたカメラ、LiDAR システム、
レーザー メタン センサー、またはコロナ放電センサーなどがあります。これらのほ
とんどは、ほぼリアルタイムでオペレーターにデータをストリーミングする機能を備
えています。
まとめ
テラフージアは、自動車が飛行機に変形するトランスフォーマーする空飛ぶクルマ
を開発しています。昔からの人類の夢である、自宅から自動車で出発して、飛行機
になり着陸後はまた自動車になるというものです。将来的には、eVTOLになる予定
です。
それでは今日はこの辺で・・・
またお会いできる日を楽しみにしています。
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