皆さんこんにちは!
朝晩寒くなりましたね。この時期になると公園の銀杏や落葉樹の落ち葉が綺麗ですね。
今日は近くの公園に行ってきました。
銀杏(いちょう)
これは、神奈川県横浜市の保土谷公園の銀杏並木です。
落ち葉がとっても綺麗ですね。
それでは、どうして落ち葉になるのでしょう。
ぎんなんの匂い
鮮やかなイチョウ並木の美しさに惹かれて通りを散策してみたら、辺りからプンと
異臭が鼻をつき、思わず顔をしかめてしまう……。こんな経験、みなさん一度はし
ているのではないでしょうか? でもなぜ、 あの小さい実から異臭が漂ってくるの
でしょう……。
実は、あの悪臭の秘密はぎんなんの「皮」にありました。
ぎんなんの皮には「酪酸」「エナント酸」と呼ばれる物質が含まれています。
酪酸は、人間の皮脂から発する汗臭い臭い。
エナント酸は、腐った臭いを放つ油のような液体。
このふたつの酸が混じり合うことで、強烈な臭いが発生していたのです。
落ち葉の仕組み
色の変る仕組み
秋に美しく紅葉する木は「落葉樹」と呼ばれています。
春から夏にかけては、たっぷり日差しを浴びることができるので、光合成を盛ん
に行い、成長するために必要な栄養をたくさん作ります。
しかし、秋になって日差しが弱くなると、光合成によって作られるエネルギー
は激減します。
「光合成によって得られるエネルギー<葉を緑色に維持するエネルギー」という
状態になってしまうのです。
そこで落葉樹は、余分なエネルギーをカットしようと葉に栄養や水分を送ること
をやめます。その代わり、枝や幹にエネルギーを蓄え、寒い冬を乗り越える準備
をするのです。
栄養や水分が送られなくなった葉たちは光合成をやめるため、光合成に必要な葉
緑素は分解されます。
徐々に緑色が失われ、今まで緑色のために見えていなかった「カロチノイド」という
ものが葉の表面にあらわれて、黄色く変化します。これが「黄葉」です。
また、葉の中で分解された葉緑素と残っていた栄養分である糖分が反応すると「アン
トシアニン」ができ、葉は赤くなります。こちらが「紅葉」です。
なぜ紅葉するの?
その1:有害なものを防ぐ!
木々にとって、なぜ紅葉が必要なのか、その理由は明らかにされていません。
諸説ある中で「活性酸素を取り込まないようにする」というのが有力なようです。
木は落葉する前、葉のなかの有効成分を全て回収しようとします。
与えます。
そこで、活性酸素の発生を抑えるアントシアニンを分泌し、必要なものだけを
その2:虫に無視してもらう!
別の説に「虫(特にアブラムシ)をよせつけないようにする」というものがあります。
ある調査によると、紅葉の程度が強い木には弱い木よりもアブラムシの数が少なか
ったようです。
また、同じ木についている葉の中で比較しても、紅葉している葉は、緑のものより
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