HIEN訪問

飛行機

皆さんこんにちは!

今日は、HIENの開発を進めている御法川教授の法政大学の授業を見学して

きました。HEINの最新情報とお伝えします。

法政大学理工学部 機械工学科 航空

御法川教授が受け持つ法政大学理工学部 機械工学科 航空の授業を見学させて

いただきました。第一回目の授業の課題は『自作の飛行機を飛ばす』ことです。

生徒さん達は、各自で考えて飛行機を造ってきていました。半分くらいの人は

紙飛行機を造ってきていました。紙飛行機と言っても形も紙の素材も個性があ

ってたいへん興味深いものです。もう半分くらいの方は、実際の飛行機に似せ

たものや、グライダーの形をしたものなど様々でした。

生徒さん達は、自作機が実際にどう飛ぶのか不安のある中での制作にもかかわ

らず、上反角を付けたものや翼厚を考えているものなど工夫を凝らしたどれも

素晴らしい機体でした。

校舎2階のバルコニーから中庭へ飛ばすのですが、さすがに1回目ではうまく

飛ぶはずもありません。風の影響があったり、飛ばし方など原因はありました。

御法川教授のアドバイスで、重り(クリップ)を付けて機首部分を重くしたり、

重心を移動したり工夫をすると徐々に長く飛行できるようになりました。

生徒さん達は、飛行機を飛ばすことに集中し、興味を持たれたと思います。私も

子供の頃の気持ちを思い出しました。

一通り、飛行させた後に教室に帰り、なぜ上手く飛べなかったのかレポートを

作成しました(宿題)。こうやって文章に残すように考えることが必要なんで

すね。

最終的な目標は、自分たちでオリジナルのLSA(Light Sports Aircraft)を

設計、制作することです。

今日の授業の本質は、自分で考えて答えを出して解決して行くというプロセス

を教える(気付かせる)授業だとわかりました。本当に良い経験をさせていた

だきました。

HIEN最新情報

今日は、HIENの基本のデザインを見ることが出来ました。

近く発表されると思いますがとてもスタイリッシュで、機能的な機体です。

皆さんも楽しみにしていてください。

今日はデザイナーのお仕事をされている小池輝政さんとお会いできることができま

した。小池さんも、HIENに魅せられて今日の授業に参加されました。

小池さんは、数々の雑誌のイラストや飛行機のデザインを担当されています。

その作品の一部を紹介します。

酒井三郎 零戦 イラスト

これら全て、小池さんの作品です。

小池さんは、以前はいすゞで車のデザイナーをされておられたのですが、飛行機の

デザインをしたいとのことで独立されました。自動車や飛行機のデザインの貴重な

お話が聞けてとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

HIENの完成は、一歩一歩確実にをモットーに決して妥協しない、不安全なもの

不完全なものは造らない御法川さんの精神で着実に進んでいます。

御法川さんの生徒さん達にもその精神は育っていくと思います。日本の航空界の

未来は本当に明るいです。

まとめ

今日は、御法川さんのおかげで、本当に良い経験をさせていただきました。

御法川さんの元で、若くて優秀な人材が巣立ち、日本の航空界を変えて行って

ほしいと願っています。

 

それでは今日はこの辺で・・・

またお会いできる日を楽しみにしています。

 

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